自宅で気軽にトレーニングができる「ステッパー」をお持ちの方も多いはず。しかし壊れてしまったり使わなくなったりと、いざステッパーを処分しようとすると何ごみか分からず、どうすればいいのか迷ってしまいます。そこで今回はステッパーの捨て方を解説。粗大ごみやリサイクルショップ、フリマアプリなどいくつかの処分方法の捨て方とあわせて、それぞれの処分方法のお得な魅力も紹介します。ぜひ参考にしてください。
ステッパーを捨てる前に確認しておくこと
健康器具のひとつである「ステッパー」。壊れてしまったので捨てたい方や使わなくなったので大掃除などで思い切って捨てたい方へむけて、ステッパーの捨て方を紹介します。ステッパーの捨て方は自治体によって異なるため、まずはステッパーを捨てる前に「サイズ」と「壊れていないか」をチェックしてみましょう。
サイズを測ることによってステッパーが何ごみにあたるかの確認ができます。お住いの自治体が定める「不燃ごみ」と「粗大ごみ」のサイズや重さと照らし合わせてみましょう。また「壊れていないか」をチェックし壊れていないことが分かると、ごみとして処分する以外にリサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションなどへの売却や譲渡が可能になります(壊れていても可能な場合もあります)。ステッパーの処分を検討される方は、まずこれらのふたつを確認してみてください。
ステッパーの捨て方
ここからはステッパーの捨て方について詳しく解説していきます。ステッパーの主な処分方法は以下6つ。それぞれの方法を比較して、自分にあったステッパーの捨て方を選びましょう。
- 可燃ごみや不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者へ依頼する
- リサイクルショップへ売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人に譲る
可燃ごみや不燃ごみとして処分する
ステッパーは大きさによって、コンセントを使わない可燃ごみや小型の家電製品としての不燃ごみとして捨てることが可能な自治体もあります。ステッパーのサイズと、ステッパーがコンセントを使用する電動のものかを確認のうえ、お住いの自治体のホームページで可燃ごみや不燃ごみの基準と比べてみましょう。基準に該当する場合は、決められた日に決められた場所へ、可燃ごみや不燃ごみとして捨ててください。
ホームページを見ても分からない場合は、電話かメールで問合せることがおすすめです。
粗大ごみとして処分する
ステッパーの分別は、「粗大ごみ」に該当する自治体がもっとも多くなります。ただしまずは、可燃ごみ・不燃ごみに該当していないことを確認のうえ、粗大ごみの項目をチェックするようにしましょう。
粗大ごみを捨てるのには料金がかかります。主な自治体が定めるステッパーの粗大ごみ料金は以下。「ステッパー」という品目・品名がない場合は「健康器具」で調べるか、大きさや重さの基準で料金をチェックしてみましょう。また粗大ごみは収集以外に、持ち込みによって無料や割引になる自治体もあるので、気になる方は各自治体のホームページや電話などでお問合せください。
自治体が定めるステッパーの粗大ごみ料金例
自治体 |
ステッパーの粗大ごみ料金 ※収集 |
東京都中央区 |
ステッパー:400円(A券200円2枚) |
東京都杉並区 |
ステッパー:400円(A券200円2枚) |
東京都新宿区 |
ステッパー:400円(A券200円2枚) |
東京都世田谷区 |
筋トレ器具・健康器具(10kg以下):400円 筋トレ器具・健康器具(10kg超20kg以下):900円 |
神奈川県横浜市 |
※一番長い辺がプラスチック商品、木製品などで50センチメートル以上のものを事前申込みにより有料で収集 健康器具:500円 |
愛知県名古屋市 |
※30センチ角を超える家庭から排出されたものが粗大ごみの対象 健康器具(小)重量20kg以下:500円 |
千葉県船橋市 |
※概ね20リットル以上の大きさのごみや重量のあるごみが粗大ごみ 重さ15kg未満のもの:370円 重さ15kg以上25kg未満のもの:740円 |
大阪府大阪市 |
幅・奥行・高さの合計が1.5m未満のもの:200円 幅・奥行・高さの合計が1.5m以上2m未満のもの:400円 |
京都府京都市 |
健康器具②※10kg以内:400円(処理券1枚) 健康器具②※20kg以内:800円(処理券2枚) |
福岡県福岡市 |
トレーニング機器(品目検索に記載のないトレーニング機器):500円 |
不用品回収業者へ依頼する
ステッパーを処分する際には、不用品回収業者や廃品回収業者へ依頼する方法もあります。このような不用品回収業者であれば、小さいものから大型のものまで搬出から収集まで行ってくれる場合が多く、収集場所まで運ぶ手間も省けます。とくに、大掃除などでステッパー以外にも捨てたいものがたくさんある方にはおすすめです。
スマホやパソコンで「不用品回収 住んでいる地域名」で検索するとさまざまな業者が出てくるので、見積もりで比較してみてください。その際には、悪質業者などに引っかからないためにも、口コミや評価をしっかりチェックしておきましょう。
リサイクルショップへ売却する
壊れていないステッパーを処分する方法のひとつに、リサイクルショップへの売却があります。人気商品やまだまだ使えるものでは想像以上の買取金額を提示してくれることも。また金額がつかない場合でも、無料で引き取ってくれる店があるのもポイントです。
リサイクルショップは、全国に展開しているような大手の店から地域密着型の店まで数多くあります。実績や口コミなどから、信頼できるリサイクルショップを選ぶようにしましょう。また、「ステッパー」の取り扱いがない場合もあるため、直接ショップに持ち込みたい方は事前に取り扱いの確認をしておくと安心です。
フリマアプリやネットオークションで売却する
フリマアプリやネットオークションに出品して売却するのもステッパーの処分方法のひとつです。サスティナブルな社会の実現のためにも「捨てない」選択肢をとる方が増えています。まだ使えるステッパーは、利用者の多いフリマアプリやネットオークションに出品するのもおすすめです。
メルカリや楽天ラクマ、ヤフオクなど、会員登録や出品料が無料でスマホやパソコンから簡単に出品することのできるアプリやサイトが多数あります。はじめて利用される方は、各アプリやサイトが使いやすいか?「ステッパー」が売れているか?をチェックしてからはじめてみましょう。ただし利用手数料(購入されてから引かれる手数料)や送料、梱包資材がなければそれらの購入料金(もちろんリサイクル資材でもOKです)がかかります。また梱包の手間などを考慮のうえ出品するようにしましょう。
欲しい人に譲る
身近なひとにステッパーが欲しい方がいる場合は、その方に譲るのが一番。まずは友人や身内など、身近なひとに聞いてみましょう。
ほかにもステッパーを欲しい人へ譲る方法として、地域のフリーペーパーや新聞などの「譲ります・譲ってください」コーナーに投稿する方法や、ジモティーなどのアプリやウェブの無料掲示板に書き込みする方法もあります。地域ごとに検索可能で、「取りに来てくれる方限定」など自分の都合にあわせた制限も記載できるので、送料の負担や持ち出しの手間が気になる方にもおすすめです。
まとめ
ステッパーの捨て方について詳しく解説しました。壊れたステッパーを処分したい場合はサイズをチェックしたうえ、お住いの自治体の「可燃ごみ」や「不燃ごみ」に該当するか確認してみましょう。それらに該当しない場合は、自治体のルールにのっとり「粗大ごみ」として捨てるか、「不用品回収業者」に引き取ってもらいましょう。一方、壊れていないステッパーを処分したい場合はごみとしての処分する前に、「リサイクルショップへの売却」や「フリマアプリでの出品」、「欲しい人へ譲る」選択肢もぜひ検討してみてください。