ベースケースおすすめ4選!ギグバッグからハードケースまで解説

ベースケースおすすめ4選!ギグバッグからハードケースまで解説

BestOne編集部

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ベースケースの種類について、ソフトケース、ギグケース、セミハードケース、ハードケースについて解説。移動用や保管用、発送用などの用途別におすすめの商品や、おすすめの防湿剤も紹介しています。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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目次
ベースケースには4種類あります
選び方のポイントは2つ。「何で移動しているか」と「何に使うケース」か
電車で移動する人におすすめ!ベースのギグバック
保管しておくにはハードケース
車などで安全に持ち運びたい人におすすめ!セミハードケース
カラフルでおしゃれなベースケースなら
ケースのお手入れ方法は?
ベースケースの人気ランキングもチェック!
おわりに
この記事に登場した専門家

ベースケースには4種類あります

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
ベースのケースには強度や形、デザインによっていくつかの種類があります。徒歩移動がメインのミュージシャンに適したものもあれば、車移動がメインのミュージシャンに適したもの、はたまた飛行機での移動が多いミュージシャンに適したものまで様々。

ソフトケース、ギグケース、セミハードケース、ハードケースの4つのカテゴリに分けて紹介をしようと思います。

ソフトケース

4つの中で最も軽量と言えます。保護のために必要なクッションや布部分を薄く、少なくすることにより結果的に軽量になっています。安価なものが多いため、〜3万円程度までの楽器にはいわゆるソフトケースと呼ばれるタイプのケースが付属することがほとんどです。

近い距離を徒歩で運ぶのには問題がなく、むしろ徒歩移動の場合には軽量である恩恵を受けることになります。スタジオについた時に既に疲れていては良いプレイもできません。
エレキベースのソフトケース

ギグケース

比較的3〜20万円程度の楽器になるとギグケースと呼ばれるタイプのケースが付属することが多くなります。クッション材が増え、強度のある形状が採用されることも増えるために、ソフトケースに比べて格段に安全性は高くなると言えるでしょう。

満員電車に乗ったり、人混みの中を歩いたりする可能性がある時にはソフトケースよりもギグケースの方が安全かもしれませんね。

クッションが多いとは言え、強い衝撃自体には耐えるものではありません。実際に配送会社も推奨しているのはハードケースです。
ベースのギグケース

セミハードケース

20〜40万円程度の楽器になると、このセミハードケースと呼ばれるタイプのケースが付属することが多くなります。ギグケースと決定的に異なるのは、ケース自体が箱の形をある程度保っているという点です。

これにより、ケースに力がかかっても折れ曲がりに対して強度を保つため、中の楽器が外部の力に直接影響されることはなくなります。セミハードケースであれば飛行機を使った移動でも問題はありません。ハードケースに比べると重量も軽いため、小規模なツアーを行うミュージシャンには最適でしょう。
ベースのセミハードケース
ベースセミハードケースおすすめ5選【飛行機搭載可防水対応もあり】 - PICUP(ピカップ) ベースセミハードケースおすすめ5選【飛行機搭載可防水対応もあり】 - PICUP(ピカップ)>> ベース用のセミハードケースについて、ハードケースとソフトケースとの違いやメリット、飛行機や配送で使うときのポイントについて解説。MONOやIGIG、GRUV GEARなどからおすすめのモデルを紹介しています。

ハードケース

20〜数100万円の楽器にはハードケースと呼ばれるタイプのケースが付属することが多いです。4つの中で最も重く、硬く、保護性があると言えます。

素材は硬質な木材や合成樹脂。セミハードケースよりもさらに強固で、ケース自体が壊れるほどでなければ中の楽器に直接外部の力が及ぶことはありません。

ただし、適切なサイズのものを選ばなければ保護性はむしろあだになってしまいます。サイズが合わずにネックがつっかえ、配送中にネックが折れてしまった事例もあります。
ベースのハードケース

選び方のポイントは2つ。「何で移動しているか」と「何に使うケース」か

移動手段で選ぶ

徒歩や電車での移動が多いミュージシャンであれば、ソフトケースかギグケースがおすすめです。大体の相場ですが、3000円程度を用意できればある程度の安全性を持ったギグケースが手に入るため、せっかくならギグケースをチョイスしたいですね。

特に電車での移動や車での移動が多ければ、ある程度セミハードに近いギグケースをおすすめします。何も入っていなくても楽器の形状を保てる強度を持ったものであれば、よほどのことがない限り問題はないでしょう。ただし、強度を上げると重量も重くなってしまうため、適切なものをいくつか用意するのもひとつの手でしょう。

使用目的で選ぶ

ケースの使い道は何も移動用だけとは限りません。例えば、保管するのであれば安全性の面でハードケース、セミハードケースがおすすめです。

スタンドを使っている方が多いとは思いますが、長期保管する場合は地震の多い日本ではある程度の強度を持ったケースを使いたいですね。

また、運送会社を使って遠方に荷物を送る時にはハードケースが推奨されています。海外の運送会社に比べて日本の運送会社は乱暴な扱いは少ないとは言え、楽器として扱うべき丁寧さではないことがほとんどです。ハードケースを使わない場合には、強度の高いダンボールと十分な緩衝材が必要です。

電車で移動する人におすすめ!ベースのギグバック

mono

M80 EB-BLK ELECTRIC BASS CASE JET BLACK

プロ御用達、高級ベース用ギグバッグです。十分な頑丈さと持ち歩きが苦にならない軽さを併せ持ちます。セミハードケースと呼べるほど、ある程度ケース自体に硬さがあり、電車移動、車移動はもちろん飛行機での移動にも問題なく対応が可能。

背負う時に肩に当たる部分が柔らかく、背負った時の姿勢も綺麗なために実際の重量よりも軽く感じるのではないでしょうか。大きく開くメインのポケットと、ヘッド側の小さなポケットを装備。A4サイズのファイルはもちろん、複数台のエフェクターを収納することも可能です。

mono M80 EB-BLK ELECTRIC BASS CASE JET BLACK エレキベース用ケース

参考価格: 31,160

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対応楽器 プレシジョンベース・ジャズベース
重量
素材
持ち運び方 リュックサックタイプ
小物収納可能 ボディ部:マチ付ポケット/ヘッド部:ヒドゥンポケット
防水加工あり

保管しておくにはハードケース

Fender

PRO SERIES P/J BASS CASE

ナンバーワンベースメーカーFenderのロゴの入ったハードケースです。シルバーカラーのFenderロゴに憧れたミュージシャンも多いはず。

ジャジベースやジャガーベースのシェイプに適合するように作られていますが、ある程度他のシェイプのベースにも対応する汎用性があると考えていいでしょう。

ケース内にはアクセサリーを収納するポケットを持ちます。強固な筐体には鍵をかけることも可能なため、保管にはピッタリでしょう。

Fender ハードケース PRO SERIES P/J BASS CASE

参考価格: 85,097

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対応楽器 プレシジョンベース・ジャズベース
重量 2ポンド
素材
持ち運び方 手持ちタイプ
小物収納可能 メインコンパートメントにピック・アクセサリー収納
防水加工あり

車などで安全に持ち運びたい人におすすめ!セミハードケース

SKB

1SKB-SC44

定番のケースメーカーSKBが手がけたセミハードケース。外側のポケットは大型でA4サイズの譜面が余裕を持って入るほど。ケース内部にも収納に使えるスペースがあり、コンパクトエフェクターやシールド、弦などをまとめて持ち運ぶことができます。

ショルダーストラップにより背負って持つことが可能。セミハードケースとしては珍しいデザインですが、わずか3.5kgと軽量に仕上げられた重量とあいまって非常に扱いやすいものになっています。

SKB ベース用 セミハードケース 1SKB-SC44

参考価格: 21,980

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対応楽器 プレシジョンベース・ジャズベース
重量 3.45kg
素材 ナイロン
持ち運び方 リュックサックタイプ
小物収納可能 外部ポケット収納/内部アクセサリー収納
防水加工あり

カラフルでおしゃれなベースケースなら

RITTER

RGP5-B BRR

RITTERは古くから高品質のケースを販売し、多くのミュージシャンを支えてきたトラッドなメーカーです。一般的にケースは黒やグレーなどの地味な色合いのデザインが採用されることが多くありますが、RITTERはカラフルでかわいい、おしゃれなデザインのケースを多く生み出しています。

もちろん本商品の優れた点はデザインだけではありません。外装素材は耐水性のあるポリエステル。小雨程度であればまったく問題のないクオリティでしょう。

金属が直接当たるブリッジ部分やヘッド部分は強度のある素材が当てられており、楽器ならではのあらゆる点がカバーされています。

RITTER ベース用ケース Black/Racing Red RGP5-B BRR

参考価格: 7,307

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対応楽器 プレシジョンベース・ジャズベース
重量 3.75ポンド
素材 1.4kg
持ち運び方 リュックサックタイプ
小物収納可能 A4サイズ対応ポケット/アクセサリーポケット
防水加工あり

ケースのお手入れ方法は?

ケース、楽器、共に大きな敵になるのは水です。湿気のあるところでケースを放置してしまうと、菌が繁殖して強烈な臭いを放ってしまうことがあります。実際にそのような状態になり使えなくなってしまう事例も少なくありません。

季節によって湿度が大きく変わってしまう日本においては特にその対策は重要になってきますね。また、小雨などで水がケースについてしまった時にはできるだけ早くタオルなどで拭き取ってしまった方がいいでしょう。

ドライフォルテ(弦楽器用除湿剤)3袋入

保管をするのにおすすめなのが楽器用の除湿剤、防湿剤です。ケースのみの使用であれば関係はありませんが、楽器に使う場合には過度の乾燥は厳禁。ネックの反りやフレットのばりなどの点で悪影響が出てしまう可能性があります。その点、本商品は楽器用にデザインされているため過度に乾燥しすぎることはありません。

また、湿度と同様に心配な点が防カビ剤や防サビ剤、消臭剤といったものによってカバーされています。楽器の保管を目的として本商品を使う時には、ある程度空気の流れが絶たれるハードケースを使うことをおすすめします。

ドライフォルテ (弦楽器用除湿剤) 3袋入

口コミ・レビュー総合評価
4.42
(26件)
参考価格: 990

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対応楽器
重量
素材
持ち運び方
小物収納可能
防水加工あり

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おわりに

ベースケースは移動には必須で、ベーシストの必需品です。実際のミュージシャンが使っているケースを見ているとmono、nazcaの愛用者が多い印象を受けますね。

確かにこの2つのメーカーのケースは強度が高く、高価な楽器も安心して持ち運びができます。しかし値段は高価で、一般ユーザーにはそこまでは求めていない方も多くいらっしゃると思います。

今回紹介したRITTERや、他にigigなどのメーカーのものは安価ながらも十分なクオリティを持ったケースを販売しています。あわせてチェックしてみてください。

選び方のコツをもう一度チェック!

記事の中で解説した下記のポイントを参考に、気になる商品を比較して、自分に合ったものを見つけましょう。
選び方のポイントは2つ。「何で移動しているか」と「何に使うケース」か

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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