ディバイザーが保有するブランド、バッカスの5弦ベースについてその評価の高さの理由などを解説。ユニバースシリーズ、グローバルシリーズ、ハンドメイドシリーズからそれぞれオススメの紹介しています。
バッカスの5弦ベースの評価
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
バッカスの製作するベースは非常に高く評価されていますが、モダンなアレンジを多く加えてきたバッカスは当然のように現代的な5弦ベースの製作も得意としています。そのクオリティは4弦ベース同様に非常に高く、特に問題になりやすいローB弦の鳴りも良好。全体的に端正なバランス感覚を持ち、十分にプロユースに耐えうるものでしょう。また、プレイヤビリティも非常に高く、価格も手頃。初めての5弦ベースとしてもおすすめしたいモデルばかりです。
バッカス・ユニバースシリーズのおすすめ5弦ベース
Bacchus WJB5-BP/Act (RD-B)
最上位機種、ハンドメイドシリーズWOODLINEモデルをモチーフにした1本。ボディトップにはエキゾチックなルックスのバールポプラ、ボディバックにはマホガニーを配し、シースルーの美しいフィニッシュが施されています。オリジナルのプリアンプを搭載しており、手元で自在なサウンドメイクが可能。プリアンプを搭載し、トップにエキゾチックウッドを配した5弦ベースがこの価格で手に入るのは驚異的。
Bacchus
WJB5-BP/Act
参考価格:
43,780
円
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バッカス・グローバルシリーズのおすすめ5弦ベース
Bacchus WL-535/R BLK
5弦ベースで問題になりやすいのがローB弦について。この弦がゆるく、しっかりとならないことは低価格たいの5弦ベースにはよくあります。その点を本モデルではスケールを伸ばすことで解決。一般的には34インチのスケールが用いられますが、本モデルでは35インチを採用。より音程感、安定感のあるサウンドが得られます。当然ながらE弦やA弦にも大きく影響するので、ここら辺は可能なら試奏しておきたいところです。
Bacchus
WL-535 ASH
参考価格:
66,000
円
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Bacchus WL-533/R CAR
すでに35インチの5弦ベースを紹介しましたが、こちらは逆にスケールを短くしたもので、33インチスケールを採用しています。33インチには独特のゆるさがあり、それによる太い低音は非常に魅力的。ローB弦に関してはよくセットアップをして弾いた方がいいでしょう。選択肢の1つとしてオススメしたいのが、ローB弦ではなくハイC弦を張ること。これによって美しいコードワークやメロディをうまく弾けるようになり、通常の4弦ベースでは得られないサウンドが得られます。
Bacchus
WL-533/R CAR
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バッカスのベースが価格を抑えながら高品質である理由
モモセ、STRなどを手がけるディバイザーのブランド、バッカスの5弦ベースについて解説しました。バッカスは優れたプレイヤビリティと高いコストパフォーマンスが特徴的で、さらに海外製のシリーズであってもそのクオリティは共通しています。その理由は、ただ海外の工場に外注するのではなく、日本の職人が現地工場の職人を直接指導し、クオリティコントロールに大きく気を使っているからに他なりません。どのシリーズであっても安心して勧められるブランドです。