“もう、何もしなくていい。”のキャッチコピーを掲げ、2023年6月16日に発売予定のロボット掃除機「DEEBOT T20 OMNI」。人気メーカー、ECOVACS(エコバックス)の最新モデルで、水拭きモップの自動リフトアップ機能や、55℃の温水でのモップ洗浄などの注目機能を搭載することで、掃除の完全自動化を実現しています。今回、Best One編集部では「DEEBOT T20 OMNI」の実機を一足早く使用し、その実力を調査。結果を詳しく紹介します。「普段の掃除はロボット掃除機にすべて任せたい!」と願っている方は、ぜひチェックしてみてください。
エコバックスとは?
女優 内田有紀さんがアンバサダーを務める
エコバックスは1998年に創業し2023年3月に創業25年を迎えた、全世界で2500万人以上の愛用者がいる家庭用ロボットメーカーです。
自社製品で地域社会への貢献を目指す「Robotics for All」をビジョンに掲げるとともに、多様なライフスタイルに合わせた製品を研究・開発しています。
もはや老舗ともいえる同社は、毎年利益の約半分を研究費に充ててており、「本物は、実力で証明する」製品を提供し続けています。
エコバックスの製品として特に有名なのが、世界で初めて高性能レーザーマッピング&ナビゲーションテクノロジーを搭載したロボット掃除機です。ゴミの吸引と水拭きの両方を1台でこなす「DEEBOT」ブランドは、超ハイスペックな「Xシリーズ」、優れた技術と価格を両立した「Tシリーズ」、コスパ抜群の「Nシリーズ」で豊富なラインナップを展開し、日本国内でもシェアを伸ばしています。
2023年6月16日発売予定の最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」は“もう、何もしなくていい。”をキャッチコピーに、掃除の完全自動化を実現。フラッグシップモデル「DEEBOT X1 OMNI」に引けを取らない優れた性能を持ちながらも、高価格モデルとして人気の「DEEBOT T10 OMNI」との中間ラインに価格が設定されています。共働き家庭などで「掃除はすべて任せたい」という方々におすすめの注目機種です。
シリーズ名 |
特徴 |
代表モデル |
主な価格(税込み)
※Best One調べ
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Xシリーズ |
・エコバックスの技術の集大成を詰め込んだ最高峰のロボット掃除機がラインナップ ・超ハイスペックなモデルをお探しの方におすすめ |
DEEBOT X1 OMNI DEEBOT X1 TURBO DEEBOT X1 PLUS |
DEEBOT X1 OMNI:19万8000円 |
Tシリーズ |
・最先端の技術を詰め込みながらも、価格帯を抑えめにしたラインナップ ・機能面と価格面、どちらも妥協したくない方におすすめ |
DEEBOT T20 OMNI(2023年6月16日発売予定) DEEBOT T10 OMNI DEEBOT T10 PLUS/T10 DEEBOT T9+/T9 |
DEEBOT T20 OMNI:17万9800円 DEEBOT T10 OMNI:14万9800円 DEEBOT T9+:12万9800円 |
Nシリーズ |
・コスパ重視のラインナップ ・初めてロボット掃除機を購入する方におすすめ |
DEEBOT N10 PLUS/N10 DEEBOT N8 Pro+/N8 Pro |
DEEBOT N10 PLUS:8万9800円
DEEBOT N8 Pro+:8万5000円
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最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」の製品情報
エコバックス
DEEBOT T20 OMNI
参考価格:
179,800
円
掃除はすべてお任せ!“何もしなくていい”最新モデル
エコバックスの最新ロボット掃除機「DEEBOT T20 OMNI」は新機能となるモップの自動リフトアップ機能を搭載。吸引と水拭き清掃時にカーペットを認識すると、水拭きモップパッドを自動で持ち上げ、カーペット上は吸引清掃のみを行います。フローリングのゴミの吸引・水拭きとカーペットの掃除、すべてを一度に任せられるモデルです。
さらに、掃除で汚れた水拭きモップは付属の「全自動クリーニングステーション」が、汚れが落ちやすい55℃の温水で洗浄し、熱風と高速回転で快速&静音乾燥。いつでも清潔な状態に保てます。
また、吸引力も6000Paと従来モデルよりもパワーアップ。ゴム製のメインブラシや「加圧回転式デュアルモップ(OZMO™ Turbo 2.0)」が、高い清掃能力を実現しているのもポイントです。
掃除に時間を取られたくない、という忙しい共働き家庭はもちろん、ペットがいて家の中の汚れが気になる家庭にもおすすめです。
DEEBOT T20 OMNIについてより詳細に知りたい方は、
公式サイトをご覧ください。
また、
公式サイト内にてメール通知設定を行っていただくと、先行予約のご案内等が届きますので、是非ご利用ください。
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本体サイズ |
幅36.2×奥行36.2×高さ10.35cm
|
全自動クリーニングステーションサイズ |
幅44.8×奥行43×高さ57.8cm
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稼働時間 |
最長260分
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吸引力 |
6000Pa
|
バッテリー容量 |
5200mAh
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2023年6月発売の最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」の魅力
エコバックスの最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」
ここからは、エコバックスの最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」の機能について、詳しく紹介します。特に注目したいのは、「DEEBOT T20 OMNI」最大の魅力である水拭きモップの自動リフトアップ機能と、汚れ落ちのよい55℃の温水で水拭きモップを自動洗浄する「全自動クリーニングステーション」の2つ。さらに、ロボット掃除機を購入するときに誰もが気になる清掃能力やマッピングシステムについても解説します。
まずは「DEEBOT T20 OMNI」のスペックを現行の類似3モデルと比較
まずは、最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」と、エコバックスの類似3モデル「DEEBOT X1 OMNI」「DEEBOT T10 OMNI」「DEEBOT T10 PLUS」の性能を表形式で比較していきましょう。
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DEEBOT T20 OMNI |
DEEBOT X1 OMNI |
DEEBOT T10 OMNI |
DEEBOT T10 PLUS |
価格(税込み)
※Best One調べ
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17万9800円 |
19万8000円 |
14万9800円 |
13万9800円 |
マッピングシステム |
TrueMapping 2.0 (D-ToF) |
TrueMapping 2.0 (D-ToF) |
TrueMapping 2.0 (D-ToF) |
TrueMapping 2.0 (D-ToF) |
障害物回避 |
3D物体回避技術 TrueDetect3D 3.0 |
AI+3D 物体認識技術 AIVI 3D |
AI物体認識技術 AIVI 3.0 |
AI物体認識技術 AIVI 3.0 |
吸引力 |
6000Pa |
5000Pa |
5000Pa |
3000Pa |
搭載のメインブラシ |
ゴム製 |
毛とゴムの混合素材 |
毛とゴムの混合素材 |
毛とゴムの混合素材 |
搭載の水拭きモップ |
OZMO™ Turbo 2.0(加圧回転式) |
OZMO™ Turbo 2.0(加圧回転式) |
OZMO™ Turbo 2.0(加圧回転式) |
OZMO™ Pro 3.0(前後振動式) |
掃除モード |
・吸引のみ ・水拭きのみ ・吸引してから水拭き2in1 ・吸引&水拭き2in1 |
・吸引のみ ・吸引&水拭き2in1 ※アップデートによって「水拭きのみ」にも対応 |
・吸引のみ ・吸引&水拭き2in1 |
・吸引のみ ・吸引&水拭き2in1 |
カーペット検知 |
モップリフトアップor完全回避 |
完全回避 |
完全回避 |
完全回避 |
音声による操作(YIKO) |
○ |
○ |
○ |
○ |
ビデオでの見守り |
× |
○ |
○ |
○ |
ダストボックス容量 |
300ml |
400ml |
400ml |
400ml |
モップの自動洗浄 |
○ (55℃の温水で洗浄し熱風で乾燥) |
○ (常温水で洗浄、その後熱風で乾燥) |
○ (常温水で洗浄、その後熱風で乾燥) |
× |
「DEEBOT T20 OMNI」はカーペットに差し掛かると、自動で水拭きモップをリフトアップする機能を新たに搭載。残る3機種は、水拭きモップの装着時は、カーペットを避けて掃除する「完全回避」を採用しているのに対し、「DEEBOT T20 OMNI」は水拭きモップを装着したままでも、カーペットを濡らすことなく、ゴミを吸引できるのが大きな魅力です。
また、ゴミの吸引力でも「DEEBOT T20 OMNI」が6000Paと、最もパワフル。ゴム製のメインブラシを唯一搭載することで、髪の毛などがメインブラシに絡みにくい仕様になっており、ペットの毛に悩まされている家庭や、メインブラシのお手入れが面倒という方にもぴったりです。
付属の全自動クリーニングステーションでは、汚れた水拭きモップの洗浄に55℃の温水を使用。55℃は家庭での掃除で水拭きモップに付着しやすい油汚れやベタつき汚れを落とすのに最適な温度で、常温水以上の高い洗浄効果があります。
新搭載のモップ自動リフトアップ機能で掃除はすべておまかせ!
モップの自動リフトアップ機能を新搭載した「T20 OMNI」で掃除の完全自動化が可能に
エコバックスのロボット掃除機では、最新機種の「DEEBOT T20 OMNI」のみに搭載されている水拭きモップの自動リフトアップ機能。水拭きモップを装着した状態で、「フローリングはゴミの吸引+水拭き」「カーペットはゴミの吸引」という2つを一回の掃除で実行できます。
掃除の種類や状況に合わせて水拭きモップを着脱する必要もなく、まさに、“もう、何もしなくていい。”というキャッチコピーそのもの。本当の意味で「掃除の完全自動化」を叶えたロボット掃除機となっています。
さらに、専用アプリを使うことによって、カーペットの掃除方法を「カーペット回避」や、「カーペットの水拭き」に設定できるのもポイントです。
優れた清掃能力でさらに安心
メインブラシにはゴム製ブラシを採用、髪の毛などが絡みにくい
「DEEBOT T20 OMNI」による掃除の完全自動化を支えているのが、優れた清掃能力です。髪の毛などが絡みにくいゴム製のメインブラシを初めて搭載したほか、従来モデルよりもパワフルな6000Paの吸引力を実現。死角部分を重点的に清掃する「エッジディープクリーニング」モードも備えており、丸型のロボット掃除機の弱点でもあった部屋の隅のゴミを取りこぼす心配もありません。
水拭きモップには最上位モデル「DEEBOT X1 OMNI」と同じ「加圧回転式デュアルモップ(OZMO™ Turbo 2.0)」を採用。床に圧力をかけながら水拭きすることで、気になる汚れをしっかりと落としてくれる仕様です。
また、従来の「吸引のみ」「吸引&水拭き2in1」に、新たな清掃モードとして「水拭きのみ」「吸引してから水拭き2in1」の2つを追加。静かに掃除を済ませるなら吸引モーターがオフになる「水拭きのみ」、ペットがいる家庭のディープクリーニングには「吸引してから水拭き2in1」など、使用シーンに合わせて選べます。
マッピングシステムの優秀さもポイント
「DEEBOT T20 OMNI」は優れたマッピングシステムを搭載、掃除を安心して任せられる
マッピングシステムの性能の高さも「DEEBOT T20 OMNI」の大きな魅力です。エコバックスのロボット掃除機に多く搭載されている「TrueMapping 2.0」を今回も採用。車の自動運転にも利用される「D-ToF技術」と、宇宙探索車にも採用される「SLAM技術」の掛け合わせで、すばやく高精度なマップを作成してくれます。最適なルートでの効率のよい掃除を実現してくれるのはもちろん、マルチマップ管理機能で複数の部屋の掃除を任せられるのもポイントです。
掃除後のモップの汚れも、新採用した55℃の温水洗浄できれいに!
掃除後は全自動クリーニングステーションが55℃の温水でモップを洗浄してくれる
「DEEBOT T20 OMNI」は本体だけでなく、集めたゴミの保管や水拭きモップの洗浄を行う「全自動クリーニングステーション」にも注目です。最大のポイントは、55℃の温水を使った水拭きモップの洗浄。55℃の温水は、家庭によくあるホコリ、ベタつき汚れ、油汚れなどを効果的に落とせる温度で、常温での洗浄を実施していた従来モデルから、汚れ落ちの面で大きく進化しています。
水拭きモップの洗浄は、掃除後の本体が全自動クリーニングステーションに戻ってくると同時に、自動でスタート。洗浄はもちろん、熱風による乾燥まで一括で実施してくれます。内部にはモップの洗浄・乾燥とともに汚水を自動で回収するセルフクリーニングシステムも搭載。満杯になった水タンクの汚水を捨てるだけでお手入れが完了する手軽さも魅力で、メンテナンスが面倒な方にもおすすめです。
全自動クリーニングステーションでは最大60日分のゴミの保管や充電も可能
全自動クリーニングステーションの前面にはゴミ収集用のダストボックスが備わっている
全自動クリーニングステーションでは本体が吸い取ったゴミの保管も可能です。内蔵された紙パックに最大60日分のゴミを自動でためてくれるため、ロボット掃除機内のゴミが満杯になりがちな方にもおすすめ。紙パックは密閉設計になっているほか、抗菌性能機能付きで、ペットの毛などのゴミがたまることによる嫌なニオイも抑えてくれます。
さらに、「DEEBOT T20 OMNI」には自動充電・再開システムが搭載されているのもポイントです。掃除中に充電が切れそうになった場合は自動で全自動クリーニングステーションに戻り、充電が完了してから掃除を再開。「DEEBOT T20 OMNI」の連続使用時間は最長260分と長めですが、広い部屋を掃除するときに途中で充電切れが起こるのが心配という方も安心して使えるモデルです。
【レビュー】「DEEBOT T20 OMNI」の準備&設定方法
「DEEBOT T20 OMNI」本体と付属のサイドブラシや水拭きモップ(※スマートフォンはセットになっていません)
今回、Best One編集部では「DEEBOT T20 OMNI」を実際に使用し、清掃能力や使い勝手のよさを調査しました。ここからは実際に「DEEBOT T20 OMNI」を使ってみた上でのレビューを掲載。まずは掃除をする前、準備や設定方法からです。購入を悩んでいる方はもちろん、使い勝手が気になるという方はぜひチェックしてみてください。
まずは本体を準備!
まずは本体の裏側にサイドブラシや水拭きモップを設置。はめるだけのため簡単
「DEEBOT T20 OMNI」の箱に用意されていたのは本体、全自動クリーニングステーション、さらに本体に取り付けるサイドブラシや水拭きモップなど。まずは本体をひっくり返し、裏面にサイドブラシや水拭きモップを取り付けていきました。
左右2カ所に装着するサイドブラシは、本体部分とブラシ部分の両方に同じ色が付いており、説明書がなくてもどこに取り付ければよいか、すぐにわかる仕様。これなら、サイドブラシにゴミが絡まるなどのトラブルが起きた場合も簡単に着脱できます。一方の水拭きモップも、本体にカチッとはめるだけ。取り付けはとにかく手軽でした。
天面のフタを開けると、スライド式の主電源やダストボックスが出現する設計
天面にはフタがかぶさっており、フタを取り外すと、本体の主電源に加え、ダストボックスが。赤い主電源はスライドするだけでオン・オフの切り替えができました。
一方のダストボックスは、本体が掃除中に吸い込んだゴミを集める部分。掃除後は全自動クリーニングステーションが自動でゴミを保管してくれるため、本体のダストボックスを触る機会は少なめですが、清潔に保ちたい方は定期的なお手入れをおすすめします。なお、ダストボックスはフィルターなどを取り外せば、水洗いが可能。ダストボックスには詳しいメンテナンス方法が図解で示されており、いざというときも迷いなくお手入れできます。
全自動クリーニングステーションの準備方法
水拭きモップを使用する場合は、清水用のタンクに水を入れてセット
続いて、全自動クリーニングステーションの準備です。「DEEBOT T20 OMNI」の全自動クリーニングステーションを設置したら、まずは電源コードを接続します。なお、サイズは幅44.8×奥行43×高さ57.8cmでやや大きめのため、設置場所を事前に決めておくのがおすすめです。
上部のフタを開くと、清水用と汚水用、2種類のタンクと、クリーニングブラシが。水拭きモップを使う場合は、清水用タンクの満水ラインまで水道水を入れた状態で、全自動クリーニングステーションに戻します。
タンクは4Lの水が入る大容量。満水ラインまで水道水を入れると、どうしても重たくはなってしまうものの、持ち手部分があるため、楽に持ち上げることが可能です。持ち運びやすく、腕力に自信のない女性編集部員でも、一人でタンクに水道水を入れて、再び戻すという作業を簡単に行うことができました。
また、ロボット掃除機の出入り口付近にあるスイッチを押すと、前面に備えられたゴミ収集用のダストボックスが開きます。セットされている紙パックは取り外しも簡単。紙パックを外すときも、溜まったゴミが舞い散りにくく、手軽に交換できる設計でした。
専用スマホアプリの設定方法
専用スマホアプリの設定画面。基本は指示に従って操作するだけ
「DEEBOT T20 OMNI」本体と全自動クリーニングステーションの準備が完了したら、スマホアプリも設定していきます。まずは、本体のフタを外すと出てくるQRコードをスマートフォンで読み込んで、専用アプリのインストールページ(iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Play)に接続。スマホにインストールしたら、あとはアプリの指示に従って、ユーザー登録や初期設定を行っていくだけです。
本体とアプリの連携は、QRコードを再び読み込むだけで実施が可能。なお、ロボット掃除機本体のWi-Fi接続のためには、アプリ上でWi-Fiのパスワードなどを入力する必要があるため、わからない場合は事前にチェックしておいてください。また、位置情報使用の設定は必ず「許可」にすることもポイントです。
専用アプリの設定にかかる時間は、順調にいけば10分もかからない程度。アプリでは清掃モードを選んだり、掃除してほしくない範囲を指定したりと、さまざまな操作ができます。使用前に忘れずに設定してください。
【レビュー】「DEEBOT T20 OMNI」の実力を検証
「DEEBOT T20 OMNI」の気になる実力は?
ここからは、準備が完了した「DEEBOT T20 OMNI」を実際に動かしていきます。今回、Best One編集部では、カーペットとフローリング、2種類の床面で「DEEBOT T20 OMNI」を稼働。新搭載のモップの自動リフトアップ機能をはじめ、清掃能力や使い勝手を調査しました。ここからはその結果を詳しく紹介します。
掃除をスタート!新機能、モップリフトアップの実力は?
2種類の床面を用意しモップリフトアップ機能の作動をチェック
まず、検証したのが「DEEBOT T20 OMNI」に搭載された最新機能、水拭きモップの自動リフトアップ。今回、Best One編集部では、カーペット状の床面の一部にフローリングのフロアタイルを敷いて「DEEBOT T20 OMNI」を稼働させてみました。
掃除の様子を見てみると、フローリングのフロアタイルの掃除では回転していた水拭きモップが、カーペットの床面ではしっかりとストップ。水拭きモップの上昇は2~3mmほどで、モップが床面に触れていないかどうかを目視で確認するのは難しかったため、掃除後にそれぞれの床面を触ってみることにしました。
結果、ややしっとり感のあるフローリングの床面に対し、カーペットの床面は完全に乾いた状態。カーペットをしっかりと検知した上で、モップをリフトアップし、ゴミの吸引のみに切り替えていたことが確認できました。また、フローリングのしっとり感も、自然に乾く程度で、気になりませんでした。
気になるゴミの吸引力など清掃能力もチェック
編集部では今回、床面に4種類のゴミや汚れを設置。清掃能力をチェックした
ロボット掃除機を買うときに、誰もが気になるのがゴミの吸引力に代表される清掃能力。今回、Best One編集部では、フローリングのフロアタイルに、以下の4種類のゴミや汚れを設置し、どれだけきれいになるかを試してみました。
【用意したゴミや汚れの種類】
- 細かく切った紙切れ
- エクステ(髪の毛ゴミの代用)
- 観葉植物用の土
- ケチャップ
編集部で設置したゴミや汚れ。左上から時計回りに「紙切れ」「観葉植物用の土」「ケチャップ」「エクステ(髪の毛ゴミの代用)」
2回の清掃を実施した結果、ほとんどのゴミを吸い込み、ケチャップ汚れもきれいに
ゴミの吸引と水拭きを同時に行う「吸引&水拭き2in1」の設定で、1回だけ稼働させたところ、エクステ(髪の毛ゴミの代用)、観葉植物用の土のゴミのほとんどを吸引してくれました。一方、紙切れは掃除中にサイドブラシで吹き飛ばしてしまい、吸い込み切れなかった分があったほか、ケチャップも1cm四方ほどの薄い汚れが残りました。
そこで、2回目の清掃を実施したところ、残された紙切れをしっかりと吸い込み、わずかに残っていたケチャップ汚れもきれいに。日々の掃除を任せるには十分なレベルの清掃能力を発揮してくれました。なお、専用アプリでは清掃回数を1回または2回で選べます。掃除の開始前に床の汚れ具合に合わせて設定するのがおすすめです。
AI音声アシスタント「YIKO(イコ)」の使い勝手は?
今回、編集部では「YIKO」での稼働も検証。専用アプリでは音声コマンドをチェックできる
「DEEBOT T20 OMNI」はAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」を内蔵している点にも注目です。スマートスピーカーがなくても、スマホアプリの「音声アシスタント」をオンにするだけで使用が可能。「DEEBOT T20 OMNI」に向かって音声コマンドを言うと、掃除の開始、一時停止などの操作ができる機能です。
今回の検証でも、音声による操作に挑戦しました。基本的にしっかりとした発音で話しかければ、こちらの求める操作を聞き取ってくれ、その通りに稼働してくれます。わざわざスマホのアプリを開いて、操作ボタンをタップする必要はなし。そのほかの作業で両手が空いていないときや、スマホが見当たらないときなどにも重宝する機能でした。
掃除後は全自動クリーニングステーションがゴミ収集&モップ洗浄を実施
清水用のタンク(画像右奥)の水を使ってモップを自動洗浄。汚水は隣のタンクに溜まる
掃除後の「DEEBOT T20 OMNI」本体は自動で全自動クリーニングステーションへと回帰。こちらが特段、操作しなくても本体に溜まったゴミの収集、モップの洗浄や乾燥を実施してくれました。
洗浄中に全自動クリーニングステーション上部のフタを開いて中をのぞきこんでみると、清水用のタンクに入れた水を使っている様子が一目瞭然。また、完了後に「DEEBOT T20 OMNI」本体に内蔵されているダストボックスをチェックしたところ、残されていたゴミはほんのわずかで、こちらもしっかりと全自動クリーニングステーション内部の紙パックに収められたことが分かりました。
水拭きモップはどの程度きれいになったかを比較!
55℃の温水を使用した全自動クリーニングステーションの自動洗浄でここまできれいに!
「DEEBOT T20 OMNI」の全自動クリーニングステーションは55℃の温水を使って、水拭き用モップを洗浄するのもポイントです。55℃の温水は一般家庭の床に残りがちな油汚れやベタつき、ホコリなどを効果的に洗浄できる温度とされています。今回、Best One編集部では掃除によって汚れた水拭きモップが、温水による自動洗浄でどの程度きれいになるのかも検証してみました。
今回の検証では洗浄力を確認するために、あえて土などのゴミを多めにフローリングの床面に配置。掃除直後、洗浄前の汚れた水拭きモップ(画像上)と、洗浄後の水拭きモップ(画像下)を目視で比較しました。結果、写真でも分かる通り、洗浄後の水拭きモップは汚れ残りが目立つこともなく、きれいな状態に。もちろん、床もしっかりと掃除してくれました。
「DEEBOT T20 OMNI」は6月1日予約スタート、16日発売開始!
エコバックス
DEEBOT T20 OMNI
参考価格:
179,800
円
注目のエコバックス最新モデルがついに発売!
“もう、何もしなくていい。”をキャッチコピーに掲げたエコバックスの最新ロボット掃除機「DEEBOT T20 OMNI」が2023年6月1日から予約をスタート、同16日に発売されます。
床にあるゴミの吸引と水拭き掃除が同時に叶うのはもちろん、従来モデルには未搭載だった水拭きモップの自動リフトアップ機能などを採用することで、掃除の完全自動化を実現しています。
汚れた水拭きモップは、付属の全自動クリーニングステーションが汚れ落ちのよい55℃の温水を使って自動で洗浄。乾燥もしてくれるため、共働きなどで掃除の手間を減らしたい方、ペットを飼っていて家の中の汚れに悩みがちな方などにおすすめです。
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本体サイズ |
幅36.2×奥行36.2×高さ10.35cm
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全自動クリーニングステーションサイズ |
幅44.8×奥行43×高さ57.8cm
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稼働時間 |
最長260分
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吸引力 |
6000Pa
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バッテリー容量 |
5200mAh
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6月1日(木)より、エコバックスの公式サイトなどでは、最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」の予約販売を受け付け開始します。製品の取扱店舗は以下の通り。既に購入を決めている方はぜひ、お早めにチェックしてみてください。
また、公式ストア内にてメール通知設定を行っていただくと、先行予約のご案内等が届きますので、是非ご利用ください。
<取扱店舗>
・発売予定日:6月16日(金)
・予約販売開始日:6月1日(木)
※予約販売可否については、各店舗でご確認ください。
まとめ
人気のロボット掃除機メーカー、エコバックスの最新モデル「DEEBOT T20 OMNI」について紹介しました。自宅の掃除をしてくれるロボット掃除機は今や、ファミリー層から一人暮らしまで幅広い方に人気の家電。1台でゴミの吸引だけでなく、水拭きができるモデルも増加しています。
一方で、水拭きモップの付け外しが面倒……などの理由で、「さらに便利なモデルがほしい!」と思っていた方も多いはず。今回の「DEEBOT T20 OMNI」はそんな願いを叶えてくれるアイテムです。掃除からメンテナンスまで、すべてを安心して任せられる、新しいタイプのロボット掃除機。ぜひチェックしてみてください。