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子供にキッズ携帯を持たせようと思うものの、種類が豊富過ぎて何を基準に選んだら良いのか迷ってしまう。そんな方のために、今回はキッズ携帯の選び方のポイントや、おすすめをランキング形式でご紹介します。ドコモやau、ソフトバンクなどの3大キャリア、格安SIMとの違いについても解説。キッズ携帯を探している方は本記事を参考にしてみてください。
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目次
キッズ携帯の特徴
キッズ携帯と大人用の携帯電話を比較したときの主な違いは、ブザーやGPSなど子供の安全をサポートするための機能が搭載されている、特定のアプリや機能を制御できる、月額の利用料金が安い、という3点。キッズ携帯を持つことで子供が危険な目に合わないよう、また利用料金が家計の負担にならないよう、考えられて作られています。ここからはキッズ携帯の特徴を詳しく見ていきましょう。
ブザーやGPS機能などで子供の安全をサポート
出典:docomo
キッズ携帯にはブザーやGPS機能など、大切な子供の安全を守るサポート機能が充実しています。防犯ブザーは、本体に紐が付いており、緊急時にその紐を引くことで大きな音で危険を周囲に知らせます。また、GPS機能では子供の位置を保護者が把握することも可能です。保護者が家にいない時でも、きちんと家に帰ったか、予定通り塾に行っているかが一目で分かります。
子供の帰宅と同時に保護者へ通知が来るものであったり、子供が遠くへ行ってしまった場合に子供と保護者に知らせてくれたりする機能が搭載した機種もあります。共働き世帯や事情があって子供の側にいられない保護者には便利な機能です。
特定のアプリや機能を制限できる
キッズ携帯は、インターネットやアプリなどの機能を制限できます。アプリに関しては、キッズ携帯用のコンテンツも充実しているので、安心して持たせられるのが魅力です。
携帯電話は便利な反面、保護者が見ていない所で子供が誤った使い方をしてしまわないか気になる所。SNSでのトラブルや有害コンテンツの閲覧、アプリやゲームで高額課金などのリスクを抑えたい方はチェックしておきましょう。
利用料金が安い
キッズ携帯の大きな特徴であり、メリットなのが利用料金を安く抑えられること。月額料金は1,000円以下で抑えることができ非常に経済的です。
大人用の携帯だと安くても5,000円前後から、平均すると10,000円を超えることも。もしも、キッズ携帯が大人の携帯料金と同じだった場合、子供が2人、3人と増えれば家計の負担も大きくなってしまいます。子供に携帯を持たせようと検討している方、費用をできるだけ安く抑えたい方は、ぜひキッズ携帯を検討してみましょう。
キッズ携帯の選び方
ここからはキッズ携帯の選び方のポイントを解説します。キッズ携帯をいざ買い与えようと思っても、スマホやガラケーといったタイプ、docomo、Softbank、au、格安SIMなどのキャリアに悩む親御さんは多いはず。また、見守り機能や防水機能など、子供が安全かつ快適に使い続けられるキッズ携帯なのかもチェックが必要です。
タイプ|スマホとガラケーの2種類から選ぶ
キッズ携帯を選ぶときにまずチェックしたいのがスマホ、ガラケーといったタイプ。大人用の携帯電話はスマホが主流ですが、子供向けの場合は、防犯ブザーやGPSなどの機能が搭載されたガラケータイプ(フィーチャーフォンタイプ)も視野に入れるのがおすすめです。ここからは2種類のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
▼ガラケータイプ(フィーチャーフォンタイプ)
出典:SoftBank
ガラケータイプは最小限の機能でシンプルなデザインが特徴です。操作や登録もかんたん。小学校低学年のお子様におすすめです。
【ガラケータイプのメリット】
- 防犯ブザーやGPS搭載
- 登録した人だけに連絡可能
- docomo・au・SoftBankの3大キャリアの手厚いサポート
【ガラケータイプのデメリット】
- スマホよりも機能に限りがある
- 格安SIMが利用できない
ガラケータイプは、「通話やメールのみ」と機能が限られてしまいますが、使いすぎや、知らない人に誤って電話をかけるトラブルを未然に防ぐことができます。
▼スマホタイプ
出典:TONE MOBILE
スマホタイプは一般的なスマホと同じ機能が搭載しており、小学校高学年〜中学生の1台目におすすめです。
【スマホタイプのメリット】
- 通常と同じ機能でAndroid搭載
- 格安SIMで1台から契約可能
- LINEなどのアプリが使用できる
- ダウンロード制限などが標準装備
【スマホタイプのデメリット】
- ゲームや動画などの使用時間の増加
- ガラケーに比べて月額料金が高い
ガラケーに比べて、多くの機能が使えるスマホタイプは格安SIMを使い、親子で違う通信会社での契約もできます。その分、使用時間の増加やトラブルなどが気になるところ。アプリのダウンロード制限や使用時間制限を使用すれば、安心して使うことができます。
通信事業者|サービスの仕様や価格をチェック
通信事業者は主にau・docomo・Softbankの3大キャリアと、格安SIMのいずれかに分かれます。基本的に、とにかく安い料金で済ませたいなら格安SIM、手厚いサポートなど、プラスアルファを求めるなら3大キャリアがおすすめです。ここからは、3大キャリアと格安SIM、それぞれのメリットとデメリットをさらに詳しく解説するので、よく考えた上でどちらにするか決めてください。
▼3大キャリア
3大キャリアのメリットは、店舗の手厚いサポート、ガラケー含む選べる機種の種類が豊富、保護者と同じキャリアだと家族割が適用の3つが挙げられます。
一方デメリットはというと、格安SIMよりも月額料金が割高であること、保護者が格安SIMの場合はdocomoとSoftbankではキッズ携帯のみの契約は不可であること。auはキッズ携帯のみの契約が可能ですが、GPS機能などを十分に活用できない場合があることに注意が必要です。
▼格安SIM
格安SIMは3大キャリアの回線を使用して、格安で利用できる通信サービスを指します。機種によってはフィルタリング機能やGPS機能が有料になる場合も。子供の年齢やライフスタイルに合わせて、どんな機能を用意しておくと良いかを十分に考えておく必要があります。
格安SIMのメリットはプランがシンプルでわかりやすいこと、キッズ携帯用に単体で契約できること、料金が安く経済的なこと。デメリットはスマートフォンタイプしか選べないこと、3大キャリアと比べてサポート体制が不十分な場合があること、機種によっては使いたい機能が有料になることがあります。
名前の通り「格安」を重視するなら格安SIMがおすすめ。サポート体制やプランの分かりやすさを重視するなら3大キャリアを検討してみましょう。
見守り機能|防犯ブザーや居場所確認などができると◎
キッズ携帯の見守り機能にはさまざまな種類があります。防犯ブザーやGPS機能以外に、登録していない番号からの着信をブロックする「登録外通知ブロック」、セコムなどの警備会社が現場に駆け付ける「現場急行サービス」という機能などが挙げられます。購入の前に、機種にどのような見守り機能があるのかチェックするのが良いでしょう。
機能性|防水・防塵・耐衝撃性に優れているものがおすすめ
雨で濡れる、落とす、失くすなど子供に予想外な行動はつきものです。そんな屋外でのトラブル防止に役立つ機能を紹介します。
【キッズ携帯の押さえておきたい安心機能】
- 防水
- 防塵
- 耐衝撃機能
雨の日や夏の水遊び、トイレなどのトラブルに備えた「防水」機能。やんちゃに動き回ったり、落としても丈夫な「耐衝撃」機能など、キッズ携帯は、子供が使うことを想定して作られているので安心です。専用の「保護ケース」や「画面保護フィルム」を使うこともおすすめします。
キッズ携帯を選ぶ際には、利用する「機能」と「場面」を具体的にイメージしましょう。「利用する機能」は、特にキッズ携帯のタイプ(ガラケー or スマホ)を選ぶ際に、必ず考えてほしいポイントです。
「スマホタイプ」の多機能性は、「LINE」や「学習アプリ」などを利用できるメリットもあります。しかし、友達とLINE交換をしてやり取りを始めたり、制限の設定のすきまを縫って動画を見たりする可能性もあります。
ご家庭の中で、子供に「キッズ携帯」をどのように利用させる方針なのか、必ずルールを明確にして選択しましょう。
一方、「ガラケータイプ」の場合は、「シンプルな機能」で安心ですが、年齢が上がるにつれ、機能が少なくて満足できなくなることも考えられます。その際に、買い替える予定があるのかも頭の片隅で考えておくとよいでしょう。
「利用する場面」としては、キッズ携帯をいつ持たせるのかを考えておきましょう。例えば、公園に行く際に持たせたい場合、ストラップで体につけても邪魔にならない小さめのサイズ・動き回ってぶつかっても壊れにくいより丈夫なタイプを選択するなど、具体的なシーンからサイズや機能を選ぶことをおすすめします。
キッズ携帯を選ぶ際の注意点
キッズ携帯は、大人が持つ携帯電話とは異なります。大人のスマホを選ぶのと同じ感覚でキッズ携帯を選んでしまうと、後から後悔することも。ここからはキッズ携帯を選ぶきの注意点を紹介。子供を余計な危険にさらさないためにも、普段の行動を踏まえた上で、以下の2点をしっかりと守るようにしてください。
機能は少なめにする
キッズ携帯を選ぶときは、機能の豊富さは不要です。子供の持つスマホには、最低限の連絡ができるようなスマホにするのがおすすめです。
キッズ携帯で多くの機能を持つスマホを選んでしまうと、子供は親の見えないところで色々な情報に接してしまいます。それらは子供に良い影響を与えることもあれば、子供を危険に晒してしまう可能性もあります。
充電の長持ちする機種にする
キッズ携帯を持ち始めたばかりの子供は、とうぜんスマホを充電するという習慣を持っていません。そのため夜に充電し忘れて次の日に充電が少なくなってしまったということがよくあります。
大切な連絡手段であるキッズ携帯の充電がなくてはせっかく持たせる意味がないため、1日くらいは充電しなくても使えるような機種を選ぶのがおすすめです。
キッズ携帯のおすすめ人気ランキング
ここからはキッズ携帯のおすすめ商品を人気ランキング形式でご紹介します。ガラケー、スマホの両タイプをピックアップするとともに、スペックとしてどんな見守り機能が搭載されているかもまとめています。子供に与えると便利なキッズ携帯ですが、子供の安全を守るためにも、防犯ブザー、居場所確認(GPS)などの機能はしっかりと押さえておきたいポイント。ぜひチェックしてみてください。
7位
型番:SoftBank 601S
SEIKO(セイコー) みまもりケータイ4
出典1:SoftBank
6位
ZTE キッズフォン
出典1:SoftBank
5位
型番:ZTF32
ZTE mamorino4(マモリーノフォー)
出典1:au
4位
型番:TONE e21
フリービット トーンモバイル TONE e21
出典1:TONE MOBILE
3位
型番:KYF40
京セラ mamorino5(マモリーノファイブ)
出典1:au
2位
型番:901SI
SEIKO(セイコー) キッズフォン2
出典1:SoftBank
1位
型番:SH-03M
SHARP(シャープ) キッズケータイ
出典1:docomo
おすすめ商品の比較一覧表
紹介したおすすめ商品の価格や詳細情報などを比較しやすく一覧にまとめました。自分にぴったり合った商品選びの参考にしてください。
商品名 | キッズケータイ | キッズフォン2 | mamorino5(マモリーノファイブ) | トーンモバイル TONE e21 | mamorino4(マモリーノフォー) | キッズフォン | みまもりケータイ4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
商品画像 |
1位
SHARP(シャープ)
|
2位
SEIKO(セイコー)
|
3位
京セラ
|
4位
フリービット
|
5位
ZTE
|
6位
ZTE
|
7位
SEIKO(セイコー)
|
最安価格 |
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特徴 | 成長に合わせて使える◎ | 学習アプリも搭載のキッズ携帯 | 防犯ブザーとココセコムで安心サポート | 東京都推奨!AIで安心安全を守るキッズ携帯 | 小学校低学年の手に収まる小型サイズ | タッチパネルで操作が覚えやすい | コンパクト&簡単操作 |
タイプ | スマホ | スマホ | スマホ | スマホ | スマホ | スマホ | ガラケー |
GPS機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
見守り機能 | 防犯ブザー、居場所確認、おかえり通知、登録外ブロック | 防犯ブザー、居場所確認、ただいま通知、登録外ブロック | 防犯ブザー、居場所確認、登録外ブロック、警備員の現場急行サービス | 居場所確認、乗り物通知、フィルタリング | 防犯ブザー、居場所確認、警備員の現場急行サービス | 居場所確認、登録外ブロック、警備員の現場急行サービス | 防犯ブザー、居場所確認、車や電車での高速移動時のメール通知、警備員の現場急行サービス |
性能 | 防水、防塵、耐衝撃 | 防水、防塵、耐衝撃 | 防水、防塵、耐衝撃 | - | 防水、防塵、耐衝撃 | 防水、防塵、耐衝撃 | 防水、防塵、耐衝撃 |
サイズ | 5.4×10.1×1.2cm | 5.4×10.7×1.3cm | 5.6×9.9××1.5cm | 16.2×7.7×8.8cm | 5.6×9.9×1.5cm | 5.7×10.0×1.5cm | 5.1×9.0×1.8cm |
重さ | 約94g | 約112g | 約105g | 約185g | 約105g | 約110g | 約101g |
まとめ
今回はキッズ携帯の特徴や選び方、おすすめの機種を紹介しました。キッズ携帯は子供が親しみやすいデザインであることはもちろん、経済的で家計に優しく、安心性能が高いものが最適です。選び方のポイントをしっかりと押さえた上で、子供が安心して快適に使えるキッズ携帯を選んであげてください。
選び方のコツをもう一度チェック!
記事の中で解説した下記のポイントを参考に、気になる商品を比較して、自分に合ったものを見つけましょう。
公開日:2023年02月12日
※記事に掲載している商品の情報はBestOne編集部の調査結果に基づいたものになります。
※ランキングは、専門家による選び方のポイントや、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど各ECサイトの売れ筋上位商品、口コミ・検証・アンケート・価格情報等を参考にBestOne編集部にて順位付けしたものになります。
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