エレキギター用シールドケーブルの使い方とおすすめ6選

BestOne編集部

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シールドケーブルとはエレキギターとギターアンプをつなぐ楽器専用のケーブルです。エレキギターの演奏には必須アイテムです。お店に行くと安い物から高価な物まで様々並んでいますが、選び方からおすすめのシールドケーブル、使い方までご紹介していきます。

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目次
シールドケーブルがないとギターは音が出ません
ノイズから楽器の音の信号を守るから「シールド」
シールドケーブルの違い・選び方
シールドケーブルの扱い方
おすすめのギター用シールドケーブル
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シールドケーブルがないとギターは音が出ません

シールドケーブルとは、エレキギターとギターアンプをつなぐ専用のケーブルです。エレキギターの演奏には必須アイテムです。

「ケーブルなんて、ただ繋ぐだけでしょ?」と思いがちですが「シールドケーブル」というだけあってタダのケーブルではありません。精密機器並みの品質と丁寧な扱いが必要になります。

ライブハウスやスタジオでケーブルを粗末に扱ったり、うっかり踏みつけようものならスタッフさんやエンジニアさんに怒られてしまいます。
シールドケーブル

ノイズから楽器の音の信号を守るから「シールド」

シールドケーブルのいちばんの目的は、エレキギターからの電気信号をギターアンプに伝送することですが、この信号はとても微弱で外からの影響を受けやすいのものです。

また、ケーブルとは電気信号を通すことで、それ自体がノイズの発生源となり、他の機器に干渉します。

「シールドケーブル」とは、「シールド」と呼ばれるノイズを遮る技術で信号を伝える導線を保護し、外部のノイズからの干渉を防ぐこと、そして自ら発する電磁波ノイズを外に漏らさず閉じ込めておく役割を持っています。

もっと詳しく言えば、実は中心導体を覆っているシールド材もそれ自身が電気の通り道になっています。つまり、単に中心導体を保護するものではなく、シールド材自体も精密機器なのです。ですので、取扱う際にはエレキギターを扱うのと同様に丁寧に扱うことを心がけましょう。

シールドケーブルの違い・選び方

エレキギターとアンプをつなぐ長いタイプ

一般的なシールドケーブルです。店頭に並んでいるケーブルの長さは、「1.5m」「3m」「5m」「7m」「10m」などで売られています。

ライブハウスで使用するならギターを持ったまま動いたりするので、「5m」もしくは「7m」。自宅練習ならライブほど動かないので「3m」「5m」、レコーディング用なら動きも距離も必要なく、ノイズを出さないようにしたいため、「1.5m」もしくは「3m」などのように、場所の広さに応じて選びます。

また、シールドケーブルは長いほどノイズの影響を受けやすくなります。お店には様々な長さのものが販売されていますが、用途に適した長さを選びましょう。
シールドケーブル

ストレートプラグとL字プラグ

ケーブルの断線することが多いポイントがブラグの接合部です。プラグの形はストレートタイプ(下の画像左)のものと、アンプに接続したときに接合部に負担の少ない「L字」状のタイプ(下の画像右)があります。
ストレートプラグとL字プラグ

エフェクター同士をつなぐタイプ(パッチケーブル)

エフェクターは通常、数個を組み合わせて使うことが多くなりますが、エフェクター同士は隣り合わせで使うので長いケーブルを使う必要はありません。

パッチケーブルと呼ばれる、「15cm」「30cm」のものが使いやすいでしょう。名前は違いますが、ケーブルとしての仕組みはシールドと同じです。

ベース用シールドケーブル

シールドケーブルにはギター用と、ベース用があります。例えばベースでギター用のシールドを使っても音は出ますが、それそれの音に適した周波数帯域が異なりますので、音色に違いが出てきます。

自作キット

自分の使いやすい長さで作れる自作キットも販売されています。初心者のうちはあまり必要性を感じませんが、エフェクターを多用するようになるとエフェクターの配列にもこだわりが出てきて、既製品の長さでは使いにくい、という時に便利です。

シールドケーブルの扱い方

初心者の方であれば数百円で購入できるシールドケーブルもありますので、自宅練習用にはいいかもしれません。しかし耐久性は低いので消耗品のつもりで使いましょう。

高価なものになると耐久性も高くなっていますが、やはり保存の仕方が悪いと断線の原因になります。伸ばした状態で保管するのが、ケーブルには最もストレスがかかりませんが、「8の字巻き」などで保管していても良いでしょう。

うっかり踏んでしまうのも劣化や断線の原因になりますので、ケーブルも精密機器と考えてエレキギターを扱うときと同じように丁寧に扱いましょう。

おすすめのギター用シールドケーブル

CANARE フォンケーブル(3m) LC03

お手頃価格、高品質、定番のシールドといえばこれ!

真っ先におすすめできるギターシールドとしてカナレがあります。カナレは日本の音響ケーブルメーカーで、このメーカーのギターシールドは、製品としての耐久性はもちろん、音質自体も楽器の音を極端に変えることなく、ストレートに表現してくれます。

何を買えばいいか迷ったらまずはカナレ。これを基に他のシールドを試してみる人もいれば、このシールドの素直な音に惚れこんで長年愛用する方もたくさんいます。

CANARE フォンケーブル(3m) LC03

参考価格: 2,231

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BELDEN #8412 "The Wired"3mS/L

もう一つの定番。導線によって音質が違います!

ベルデンはアメリカのケーブルメーカーです。ベルデン製のケーブルにスイッチクラフト製のプラグ、ケスター44のハンダで作られたこの楽器用シールドケーブルもカナレ同様、広く普及しています。

ベルデンの特徴は型番によって出てくる音に若干の色付けをされていることです。この#8412は「The wired」という名前で、中音域にピークが来るように設計されており、ハードロック向きの太い音が出る、とよく表現されます。

USAベルデン社による正規ライセンス商品 BELDEN #8412 "The Wired"3mS/L 【Ebiオリジナルピック付】

参考価格: 4,530

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VOX ギターシールド3m S/Lジャックタイプ VGS-30

老舗メーカーのコスパ最強シールド!

イギリスの老舗アンプメーカー「VOX」から発売されているシールドです。このロゴに憧れのある方も多いのではないでしょうか。

メーカー説明文によるとクラシックロックに最適化された設計をされているそうですが、実際のところ様々な音楽に対応できる汎用性を持っています。特筆すべきはコストパフォーマンスで、価格から考えると品質、耐久性ともに高く、初めてのシールドにもおすすめです。


VOX ヴォックス ケーブル ギターシールド 長さ3m S/Lジャックタイプ VGS-30

口コミ・レビュー総合評価
4.75
(44件)
参考価格: 1,400

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Ex-pro FL-5LS

プロミュージシャンにも愛用者多数

「プレーヤーと楽器から作り出す繊細なトーン、ニュアンスを素直に伝える」をコンセプトに掲げてシールドケーブルの製作をしている日本のメーカーがEx-pro(エクスプロ)です。

そのコンセプトのとおり、低音や高音が極端にブーストされたりすることなく、楽器の持つ本来の音をストレートに出してくれるシールドです。シールド自体は比較的柔らかく、取り回しも楽です。

日本のベテランロックギタリストCharや山本恭司など多くのミュージシャンが愛用しており、ギタリストだけでなくベーシストのIKUOも、このFLシリーズのシールドを好んで使用しています。

Ex-pro イーエクス・プロ FL楽器用シールドケーブル FL-5LS L字×ストレート 5m

参考価格: 6,490

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PROVIDENCE LE501 S/L BK 3.0m

高品質国産メーカーのコストパフォーマンスシリーズ

パシフィクスという日本のメーカーが販売しているブランドがProvidence(プロビデンス)です。このメーカーも品質が高く、多くのミュージシャンに愛用されています。

このLEシリーズはProvidenceの中でも価格が抑えられていて、かつ質もしっかり伴ったものなので初心者の方にもおすすめです。

ケーブルの色が黒だけでなく、赤、青、黄色の全4色から好みに応じて選べるのもこのシリーズの特徴です。

PROVIDENCE シールドケーブル LE501 S/L BK 3.0m

参考価格: 3,080

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LIVE LINE PURE CRAFT LSCJ5mS/S

名前のとおりピュアな音の高品質シールド

日本のメーカーTMCが販売しているLIVE LINEというブランドのシリーズです。

「楽器のもつサウンドをこのうえなくピュアに、そしてダイレクトにアンプまで伝える」「ヌケのよい音質と優れた耐久性を兼備える」というコンセプトで作られているのがこのPure Craftで、職人による熟練のハンダ付けで1本ずつ手作業で生産されているこだわりの1本です。

極端に色付けされた音ではなく、文字どおりピュアな音を出してくれます。プラグの見た目が使い込まれたようなヴィンテージ感のある意匠が施してあることも、使い手の気分を向上させてくれるカッコよさがあります。

LIVE LINE ライブ ライン PURE CRAFT スタジオシリーズ ギターケーブル 5m LSCJ5mS/S

参考価格: 5,704

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amazon.co.jp:2024年11月21日 14:17時点 shopping.yahoo.co.jp: 2024年11月12日 18:53時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
今回は、シールドケーブルの役割、種類、選び方と、比較的入手しやすいおすすめ商品を紹介しました。

つないだシールドによってギターの音は影響を受けるため、プロのミュージシャンには出したい音やギターに合わせてシールドを選ぶという、こだわりがある人も多くいます。自分のやっている音楽に合わせてシールドを選ぶのも楽しいでしょう。

シールドケーブルは扱い方に気を付けないと断線したり、プラグの中の接触が悪くなって音がキレイに出なくなったりしてしまうため、できるだけしっかりしたものを購入することをおすすめします。

※この記事は、イシバシ楽器様で取材した情報を元に、PICUP編集部で作成しました。

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選び方のコツをもう一度チェック!

記事の中で解説した下記のポイントを参考に、気になる商品を比較して、自分に合ったものを見つけましょう。
シールドケーブルの違い・選び方

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