昨今ミラーレスと人気を二分する一眼レフですが、スマホやミラーレスとは違い、ファインダーを通して見る生の世界は想像力を掻き立てます。今回はその楽しみ方とおすすめの7機種に最適なレンズを合わせてご紹介します。キヤノンやニコン、ペンタックスからソニーまで、それぞれの特徴も解説しています。カメラはもちろん、レンズの選び方もぜひ参考にしてみてくださいね。
一眼レフカメラとは......?
フォトグラファー
JOHN CHEESEBURGER
「一眼レフ」「ミラーレス」と名前はよく聞くけど、カメラの違いがよくわからないという人も大勢いると思います。一眼レフを知るには他の種類のカメラとの違いを知ることが一番の近道。それぞれの特徴をご紹介しましょう。
スマホカメラ
国民ほぼ全員?が持っており、ついているカメラは小指の先ほどですが、「アプリ」という奥の手を使い、見栄えを調整することによって写真をいじる楽しさと喜びを世界に知らしめ、写真文化の裾野を広げました。しかしいくらスマホが優秀でもレンズを使って撮るという原理は同じなので、極小レンズのスマホにはいくらアプリが優秀でも物理的な限界があります。
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コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
レンズ交換式ではありませんが、携帯やスマホのカメラよりもレンズや受像部品が大きく、2010年くらいまでコンパクトカメラの王者に君臨。しかしスマホの急速な進化と普及によって現在は絶滅寸前にある気の毒なカメラです。スマホが難しくて操作困難なシニア世代には根強い人気もありましたが、近年は「らくらくスマホ」などの登場によってさらに絶滅へのカウントダウンが加速。
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一眼レフカメラ
100年以上前から続くカメラの王様。様々なバリエーションがある大きなレンズを付け替えたりしながら、素晴らしい画質の写真を撮ることができます。ラインナップも豊富で、初心者が簡単に扱えるものからプロが仕事で使うものまで沢山のモデル存在。
写真を撮るために必要なレフ(ミラー)という光学パーツがカメラ本体内にあるのでレンズを装着したカメラは大きく、中級機以上になると重量も増します。
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ミラーレス一眼カメラ
一眼レフからレフ(ミラー)を取り除いたミラーレス一眼。このパーツがないぶん、サイズもコンパクトになり、一眼レフのメリットであるレンズを交換しながら写真を撮れるという部分を引き継いで、劇的な進化を遂げている現在大人気のカメラです。
最近では電子ビューファインダーを備えて一眼レフライクな撮影も可能なモデルも続々と登場し、その人気たるや起源となる一眼レフをも凌ぐ勢いで、両者の関係はまるで一騎打ちの戦いのようになりつつあります。
今まではスマホのカメラで満足できずに、もっとすごい写真が撮りたい!と思う人は、一眼レフカメラのエントリーモデル"を選ぶのが定石でしたが、ミラーレスの登場によってこれが二分されました。
単純にその『軽さとコンパクトさを重視する方はミラーレス』に行き、『多少重くてもカメラ然としたルックスが第一、なおかつこだわりを持った写真を撮りたいと思う人は一眼レフ』に、という流れができているように思います。
このように一眼レフは、ミラーレスの登場によって傷つきながらも今だ王者の座にある、傷だらけの「キング・オブ・カメラ」なのです。
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一眼レフとミラーレスの違い
ファインダーの有無
一眼レフカメラには写真を撮るときにのぞき込む覗き窓があります。その窓のことを「ファインダー」と言い、一眼レフには必ずこれがついています。もっとも、最近のミラーレスにもついているモデルが多く発売されていますが、でもほとんどが背面にある大きな液晶モニターを見ながらの撮影をすることと思います。景色を確認する場所があることは両者とも同じなのですが、決定的に違うのはその構図の確認の方法です。
フレーミング
自分がこれから撮ろうとする写真の構図を調整することを「フレーミング」と言います。一眼レフのファインダーに映し出される景色は、レンズの中を通り、カメラボディーに届き、中心にあるレフ(鏡)に反射して、ファインダーに送られます。即ち一眼レフは生の景色を見ながらフレーミングするわけです。
対して、ミラーレスはレンズから入ってくる景色をセンサーが直接受け止めて電気信号に変え、液晶モニターや小さな液晶モニターの入った「電子ビューファインダー」に送られます。つまり、生ではなく撮像センサーによる中継画像を見ているわけです。
両者の違いは野球の試合を生で見るか、テレビで中継を見るかの違いに似ていますね。
ライブビュー撮影
ただし、一眼レフでも背面液晶に景色を映し出しながら撮影する、ミラーレスと同じ撮影方法を行うことができます。
これを「ライブビュー撮影」と言います。写真を撮る時よりも、一眼レフを使った動画撮影の際にはライブビュー撮影の方が便利です。
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一眼レフとミラーレスを「外観・機能・精神」の3つで比較!
一眼レフとミラーレスの外観で比較!
・重さ
一眼レフは重く、ミラーレスは軽い。
・大きさ
一眼レフは大きく、ミラーレスはコンパクト。
・グリップ
一眼レフは大きいので手に馴染んで握りやすく、ミラーレスは小さいので女性の手にはちょうど良いが男性には手に余るかも。
・ルックス
一眼レフは昔からのカメラ然としているが、ミラーレスはレンズの付いた板のよう。ただそれをコンパクトでスタイリッシュだと考える人も大勢いる。
・かっこよさ
一眼レフをファインダーをのぞきながら撮影する姿は多くのカメラマンがそうしてきたように撮っている感があってかっこ良いが、背面液晶を眺めながら撮るミラーレスはスマホで写真を撮っているのと何ら変わりがない。
ミラーレスもファインダーが付いているものは一眼レフライクな撮影をすることはできるが、一眼レフほどのかっこよさは演出できない。
一眼レフとミラーレスを機能性で比較!
・ファインダー
一眼レフには基本的にファインダーがついているが、ミラーレスには一部の機種のみ。
・ファインダーの見え方
一眼レフはレンズから入ってきた生の景色を見ることができるが、ミラーレスは液晶や電子ビューファインダーによって電子画像で確認。
特に違いを感じるのは動いているものへのピントの食らいつき。滑らかさは断然、生画像の一眼レフの方が上。ただ、このピント追従性は最初からミラーレスユーザーなら違和感なく受け止められるだろうが、一眼レフのそれを知っていると違和感を覚える。
・交換レンズ
一眼レフの交換レンズはヘヴィーな作りで価格もお高めだが、メーカーが出すほぼ全モデルを装着でき、写真の多様なバリエーションが楽しめる。ミラーレスの専用交換レンズはコンパクトかつ安価だが、まだバリエーションが少ない。今後の広がりに期待したいところ。
ミラーレスで一眼レフ用のレンズも使用することは可能だが、別売りのアダプターを使用する必要があり、これにより焦点距離が変わってしまう。
・連写性能
一眼レフはミラー構造が災いして高額なモデルでなければ連写性能に乏しいが、ミラーレスは構造的にエントリー機でも連写性能が高い。
・使いやすさ
初心者が使うエントリー機に関しては一眼レフもミラーレスも親切設計で使いやすい。この点では両者とも同等。
・シャッター音
一眼レフはカメラの古来からの基本的な構造をしているので、シャッターを押した時の音も、手に伝わる感触も臨場感があり、写真を「撮った感」に満たされる。
その点ミラーレスはシャッター音がチープ。しかし構造上「無音シャッター」が切れるので、音を出してはいけないような現場ではとても便利。
・バッテリー
一眼レフは持ちが良いが、常時液晶モニターを点灯させているミラーレスは非常にバッテリー消費が激しい。これをミラーレス最大の欠点と指摘する人もいるほど。
一眼レフとミラーレスを精神面で比較!
・心意気
一眼レフは撮ってるぞ!感に満たされるが、ミラーレスは中継してま〜す!感の方が強い
・野獣感/ビースト魂
ルックスといいピントの食らいつきといい、一眼レフはガツガツしているが、ゲーム機みたいな外観のミラーレスは「カメラ」というより「デジタルグッズ」感が強く、「ビースト魂」に欠ける。
ただ、未来感からくる「インテリジェンス感」はミラーレス機の方が遥かにある。
・伝統
一眼レフには伝統があるが、ミラーレスにはそれがない。将来的にまた新しいカメラの形態が生まれた時に「ミラーレス、ああ、そんなのあったねぇ!」と言われそう。というか、一眼レフからミラーが消えたように、次は本体がなくなり、コンタクトレンズのように直接瞳をカメラにし、脳波でコントロールするようになるだろう。
・先進性
一眼レフの進化の限界は目に見えているが、欧州の老舗名門カメラメーカーが「中判」という特殊な規格でミラーレス市場に参入するなど、ミラーレスの進化は今後も続くだろう。
一眼レフの選び方のポイントは5つ
一眼レフの魅力が分かってきたところで、次は一眼レフの選び方について解説していきます。
1.メーカー
好きなメーカー、かっこいい、かわいい、と思ったモデルを選べば良いと思います。でも写真て、上手になってくれば必ず別のレンズが欲しくなってくるものです。
インスタなどのSNSを見ていて、そこですごく良い写真を見つけ、それの撮り方や同じような効果をもたらすカメラやレンズの存在を知ったとき、それが欲しくならないわけがありません。それが人間の性というものです。なので物欲を刺激させるために主なメーカーの特色を簡単に掴んでおきましょう。
・Canon(キヤノン)
一眼レフカメラ、というよりはカメラ界の覇者。レンズ界の帝王。Canon王国は数、質、共に世界一です。どんな被写体でも少々派手目なコントラストと色彩で画を作るのが得意。
人物を撮らせたら天下一品の画質を誇ります。もちろん風景写真も世界の名だたるフォトグラファーをうならせる素晴らしい画質。近年では動画でも比類なき性能を発揮し、紀行物のテレビ番組ではCanonの一眼レフの4K動画で撮影されている。
・Nikon(ニコン)
報道の現場で使っている人の多いメーカーです。フルサイズ一眼レフのラインナップが多く、世界中から「ナイコン」と呼ばれ親しまれています。
風景写真で著名な方にNikon使いの方も多く見られます。何しろNASAが宇宙空間の撮影で採用しているカメラですから、宇宙から見た地球の写真など、Nikonのレンズが使われているので風景写真もここに極まれりです。
製品は黒と金、もしくは黒と黄色のカラーイメージ。全モデルにあるグリップの赤い三角のアクセントはNikon一眼レフのボディーデザインを担当する「ジョルジェット・ジュジャーロ」氏によるもの。
・PENTAX(ペンタックス)
エントリーモデルから防塵防滴性能に優れたものを作っていて、特に野外での撮影に強いメーカーです。水気の多い滝壺など、悪環境でもじっくり腰を据えて風景を撮れます。
PENTAXも古くからある老舗カメラメーカーで、比較的ニッチなモデルを作っているメーカーさんです。たまたまかもしれませんが、東京駅のホームなどで新幹線の写真を撮っている人の中にPENTAXユーザーさんが多く見られます。
・SONY(ソニー)
国内カメラメーカーで唯一ミラーレスに全精力を注いでいる会社なので、一眼レフの品数は2機種のみ。同社の一眼レフは超高性能なカメラですが、初心者というよりは中上級者向け。
2.カメラのサイズと重さ
店頭でミラーレスと一眼レフの双方を比較した人はわかると思いますが、一眼レフは重いです。重いですが、ミラーレスが軽すぎるだけで、一眼レフのエントリーモデルはご家庭やカメラ女子が使いやすいよう軽く作られているものが多くあります。
しかも最近発売されるエントリーモデルは軽量でありながらも高機能高性能を誇る商品ばかりなので、初心者に撮れる写真のクオリティーがどんどん上がっています。
3.画素数
みなさんがスマホやタブレットで見ている写真、即ちデジタル写真は「画素」という小箱の集合体で、それが2400万個集まっていれば2400万画素となります。つまり、多ければ多いほど色の移り行き(階調)が滑らかな美しい写真ということになります。
よく「スマホの2000万画素と一眼レフの2000万画素って、同じなの?」と訊かれますが、その答えはNOです。なぜかに関しては次の「センサーサイズ」で。
4.センサーとセンサーサイズ
「センサー」とはカメラの心臓部にあるデジタルカメラの必須部品。カメラの性能の高低を決定づける部品です。また、上記で説明した「画素」という箱が詰まっている土台となる部分でもあります。
スマートフォンのカメラモジュール (ここに受像センサーも組み込まれている)
センサーは、同じデジタルカメラでも一眼レフ用のものとスマホ用のものでは、蟻と象ほどの大きさの違いがあります。一眼レフのセンサーはカメラの中心部に位置していますが、スマホのセンサーはあの小さなレンズの奥に米粒ほどの大きさのものが電子基盤にくっついているのみ。両者に2000万個の箱(2000万画素)を与えるとしたらどちらの方が1画素あたりが大きいかわかりますよね?
これが同じ画素数でもカメラによって画質に差が出る仕組みで、プリントしたりパソコンで写真をいじる時に大きく影響します。
・「APS-C」と「フルサイズ」
「センサー」は大きければ大きいほど素晴らしい写真を撮ることができますが、テクノロジーの結晶ともいうべき高価な部品なので、そのサイズの大きさがカメラの価格を左右します。
価格も廉価な「APS-C」というやや小さめのものと、高価な「フルサイズ」と呼ばれる大きなものの2種類があり、当然ながらフルサイズ搭載カメラの方がレベルの高い写真を撮ることができます。
しかしAPS-Cが小さいと言ってもスマホのセンサーの何十倍もあるので、スマホやタブレットなどのモニター上で画像を楽しむ分には、APS-C搭載のエントリー機でもスマホカメラの画質を悠に超えたものを楽しむことができます。
・いずれはフルサイズにステップアップ!
最近のAPS-Cセンサー搭載機の性能は非常に良いので、エントリー機でもA3サイズまでプリントは余裕でこなせます。むしろプリンターの性能の方が問題になってしまうでしょう。
ただ、撮ったあとにプリントをするつもりでいるのであれば、やはりフルサイズ機での表現はレベルが違うので、ゆくゆくはフルサイズセンサー搭載の中級以上のモデルを購入することをおすすめします。その日まで腕を磨きましょう。
5.ISO感度
ISO感度を簡単に言えば瞳の中の瞳孔と考えてください。人は明るい場所に行くと瞳孔が閉まり、暗い場所に行くと小さな光でも取り込もうとして瞳孔が開きます。つまり光の感度を調整しているわけです。
同じようにデジタルカメラのISO感度も周辺環境の明るさに応じてその数値が増減します。最近では真っ暗な場所にロウソクの火一つでも真昼に撮った写真のようになる最高ISO感度数十万というのも普通になってきました。下限はだいたいISO-100ですが、上限は高ければ高いほど暗い場所での写真が綺麗に撮れる高性能なモデルと言えます。
ただ、最近のカメラはISO感度AUTOが当たり前のように付いていて、しかもすごく高性能なのでとても便利ですね。
一眼レフのチェックしておきたい機能4つ
一眼レフは写真を撮るときのサポート機能や、動画、共有機能など、様々な機能を搭載しています。使いやすさや新しい発見のきっかけにもなるので、ぜひチェックしてみましょう。
1.動画撮影機能
今や一眼レフでまるで映画のような品質の4K動画さえも録ることができます。ビデオ専用機との違い、一眼レフだからこその利点は、まさにレンズを交換できること。
広い範囲を写す動画に広角レンズを使ったり、遠くのものを写す動画に望遠レンズを用いたり、超ワイド感を出すために魚眼レンズという湾曲させて広い範囲を写し込むレンズを使ったりと、動画でもレンズワークによって様々な効果を楽しむことができます。
また、パラパラ漫画やコマ送り動画のような効果を楽しめる「タイムラプス」という機能も楽しめ、この機能は星空を撮る際にとても印象的な作品を作ることができます。高価な一眼レフともなればこれを4K動画で撮ることができるのです。
天体とは言わないまでも、このタイムラプスを使って街を行き交う人々や移り行く景色などを録ってみれば、まるでアーティストのMVみたいな作品が録れて、結構アゲアゲな気分にさせてくれますよ。
2.手ブレ補正機能
「手ブレ補正機能」は、文字どおり手ブレを抑制し、安定した写真を撮らせてくれる非常に役立つ機能です。では手ブレはどんな時におきるのでしょうか?
手ブレはシャッタースピードが遅くなったとき、わかりやすく言えば、周囲が暗い場所などの手持ち撮影時に起きやすく、またカメラを持つ姿勢が悪かったりした時にもおきる現象です。
・「カメラ側」と「レンズ側」、2種類の補正方法がある!
現在はメーカーによって違いますが、2種類の異なる補正方法をとっています。
- カメラ本体側での手ブレ補正機能
- レンズ側での手ブレ補正機能
本体の液晶モニターで「カメラ本体内手ブレ補正」をコントロール
レンズ側面についたスイッチで「レンズ内手ぶれ補正」をコントロール。
同じ手ブレ補正でも、それぞれ性格の違う補正を行うもので、1のカメラ本体側補正は動画を録る人には大きな味方となり、2のレンズ側での補正は望遠レンズをよく使う人には適した補正を行なってくれます。
レンズ側についている場合は当然ながら手ぶれ補正機能付きのレンズを買う必要があり、レンズがやや高価になってしまいますが、望遠撮影時の手ぶれ補正効果は神がかっているという人さえいます。
ちなみに、三脚を使って撮影をする場合は手ブレ補正機能は「必ずOFF」にしてくださいね。ONにしたままだと、逆にブレることがあります。
3.Wi-Fi
InstagramやFacebookなど、SNSがコミュニケーションに大きな役割を果たすこの時代にWi-Fi機能がついていないカメラなんて、福神漬けが付いていないカレーライスを食べてるようなものです。
このように昨今発売されているデジタルカメラには大概Wi-Fi機能が付いていますので、安心して撮影後直ちにSNSに写真をアップすることができます。
それだけではありません、商品によってはWi-Fiを用いてスマホ側でモニタリングしながらシャッターを切ることさえできるので、警戒心の強い動物を撮る際や、無防備な友人にいたずらを仕掛けるときなどに大活躍ですね!また無人のカメラから突然シャッター音がすると農地を荒らす猿の撃退にも使えます。
4.背面液晶モニターのタッチ機能(タッチパネル機能)
背面液晶が動くと、カメラを地面すれすれや、頭より高い位置から写真を撮ることができるのでとても便利です。特に出てきたお料理の写真を撮る時などは液晶画面が90°パタッ起き上がれば、わざわざ席から立たないでも着座のままお皿の真上から写真を撮ることもできます。
また、背面液晶が90°、180°とグイグイ動く機能を「バリアングル機能」と言い、さらに「タッチシャッター」という、液晶画面にタッチしただけでシャッターが切れる機能がついていたらもう最高です。なぜならカメラを高い位置に掲げて写真を撮る時に大助かりなのです。
さらに便利なのがスマホのように画面を二本指でピンチin/outすることで写真を拡大する機能。これがついていたら写真を撮ったあとに確認する際にズームインしてちゃんとピントが合っているかの確認も容易に行えるので大変便利です。購入時はぜひこの機能の有無もチェックしてみてください。
一眼レフの交換レンズは自分で選ぶのがおすすめ
ここまでは本体の機能に関して触れましたが、ここからはレンズに関して説明したいと思います。カメラが身体、その中にあるセンサーが心臓ならレンズはカメラにとっては大切な目。
レンズに関してのごく基礎的なことだけを説明します。
ボディーとレンズを別々に買う
初心者用の一眼レフを売り場に見に行くと「キットレンズ」と言われるレンズと本体とのセットがイチオシで売られています。「え、当たり前じゃないの?」と言う人の方が多いでしょう。
しかし、一眼レフはレンズを付け替えながら楽しむことにその醍醐味があるので、メーカーが推してくるレンズとのセットを選ばずに、あえて本体とレンズを別々に買い、レンズを撮りたいものに合わせてチョイスすると言う、ちょっとデキるだろ?感ある買い方もあります。
ちなみにレンズにはそれぞれ「ズーム」、「単焦点」、「望遠」、「望遠ズーム」、「広角」、「広角ズーム」、「マクロ(マイクロ)」、「特殊レンズ(魚眼レンズ等)」 といった種類があります。
一眼レフの交換レンズは大きく分けて2種類
一眼レフの交換レンズにはいくつか種類がありますが、一番大きく分けると「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」という性質の違う2つのレンズがあります。それぞれの特徴を見てみましょう!
「ズームレンズ」と「単焦点レンズ」
「単焦点レンズ」というのは焦点距離が固定されているので、思い通りの写真を完成させるためには自分の足を使ってピントが合うように移動しなければなりません。
対して「ズームレンズ」はレンズの胴をグリグリ回せば焦点距離が移動するので、自分の足を使わずとも写せる範囲を変えながらピントを合わせるることができるので便利。
がしかし!便利さの反面、単焦点に比べて画質がやや落ちるという弱点も。
■ポートレートには単焦点レンズがおすすめ
単焦点はレンズの構造も比較的単純なので、画をとても綺麗に表現できます。この画質の良さを活かし、人物撮影に最も活かせる50mm及び80mmの単焦点レンズを通称「ポートレートレンズ」と呼びます。ちなみに「ポートレート」とは人物肖像のことを指し、一人の人物がテーマになっている写真のことをそう呼びます。
ポートレートレンズを使って人を撮れば、まるでポスターや絵葉書のような作品を撮ることも可能です。
もちろん、ポートレート以外にも、お料理や動植物にも使え、撮るものすべてをドラマティックに描いてくれます。
便利さを取ってズームレンズを選ぶか、圧倒的な画質を選んで単焦点にするか、人によって好き好きですが、自分の足を使って画を作りに行く単焦点レンズの方が写真の撮り方としてはCOOLだし、何よりも写真が上手そうに見えます。実際に撮影テクニックも単焦点レンズを使いまくる方が上手になりますよ。
▼単焦点レンズのおすすめはこちら!
レンズに表記されているmmの意味は......?
一眼レフ/ミラーレス問わず、大概のレンズには「50mm」や「24mm-70mm」などの数字が表記されています。これが何を意味しているのかを理解すれば交換レンズの楽しみ方が大きく広がります。
ちなみにこの「mm」は上記「センサーとセンサーサイズ」でも紹介したデジタルカメラの心臓部「センサー」からレンズまでの距離を指しています。これを「焦点距離」と言います。
レンズには焦点距離が「24mm」や「50mm」のように単一な、ポートレートレンズのところでも紹介した『単焦点』と、焦点距離が「24-70mm」や「70-200mm」といった範囲で変わる『ズーム』の2種類があります。
「単焦点レンズ」も「ズームレンズ」も共通しているのは、この数字が小さければ小さいほど広い範囲を写しこむことができ、大きければ大きいほど範囲は狭くなります。望遠鏡で考えてください、広い範囲を写せる望遠鏡なんてありませんよね?遠くの一点を眺めるための望遠鏡(=望遠レンズ)はその数値が300mmや400mmと、範囲こそ狭いけど遠くを写せるレンズなのです。この真逆にあるのが広角レンズです。
■APS-Cでは×1.5
と、レンズの焦点距離の話をしましたが、実はエントリーモデルのカメラに採用されているAPS-Cセンサーでは表記されている数字に1.5を掛けた数字が実際の焦点距離になります。
例えば、50mm単焦点レンズをフルサイズセンサー搭載の高級機に付ければそのままの焦点距離で使用できますが、APS-Cセンサー搭載カメラにつけると×1.5=75mm相当のレンズとして使用することになります。これを「35mm換算」と言います。
なぜそうなるかという理由は深く考えずに、特に望遠レンズを使用する場合は「やった!焦点距離が儲かった!35mm換算最高!」と思って喜んでください。
レンズに表記されているF3.5-5.6などの意味は......?
レンズには焦点距離の他にもう一つ数値が記載されています。レンズ正面の枠や縁に記載されているFナントカというやつです。「1:2.8」や「1:3.5-5.6」などと表記されている場合は、「:」から右側の数値を指します。
これは「絞り」という、写真の明るさや奥行きを表現する数値の範囲を示すもので、F2.8など単一のものやF3.5-5.6といったそのレンズで可能な絞りの範囲を表しています。
ちなみに上の写真は「Canon製APS-C専用 24mm 開放絞りF2.8の単焦点レンズ」であることを示しています。
「絞り」はレンズの中についている「羽根」といわれるものが開いたり閉じたりしてコントロールします。
数字が小さいほど明るく、ピントに対して背景がボケ気味になり、大きいほど写真がシャープになり奥行きが出ます。原理としては光がカットされる(絞られる)ので暗くなりますが、ここで前出のISO感度を上げたりシャッタースピードを調整するなどして明るさを好みの位置に持って行きます。この作業を「露出調整」と言います。
まぁ難しいことは考えず、こう覚えてください。小数点が付いてるやつの数字が小さければ小さいほど背景のボケが大きく、人物がクローズアップされた立体的な写真を撮ることができ、数字が大きいほど全体的にくっきりした奥行き深い写真が撮れ、風景写真などには向いている、と。
レンズのタイプはシーンに合わせて選ぼう!
・人を綺麗に、ドラマチックに撮りたい
「単焦点」レンズがおすすめ
・風景を作品のように撮りたい
「広角単焦点」または「広角ズーム」レンズがおすすめ
・立体感ある写真でインスタ映えを狙いたい
「単焦点」レンズがおすすめ
・旅先で街の情景を撮りたい
「単焦点」または「標準ズーム」レンズがおすすめ
・海外旅行で荷物少なくコンパクト&機動力重視で
「高倍率ズーム」レンズがおすすめ
・海外旅行で本気の写真を撮りたい
「単焦点」、「望遠ズーム」、「広角ズーム」レンズがおすすめ
・花や昆虫、料理、小さいアクセサリーを撮りたい
「マクロ(マイクロ)」レンズがおすすめ
・鉄道や航空機、船舶など、乗り物を撮りたい
「望遠ズーム」レンズがおすすめ
・ペットをお散歩やドッグランに連れて行った時
「標準ズーム」、「望遠ズーム」レンズがおすすめ
・映像(動画)をかっこよく撮りたい
「高倍率ズーム」、「魚眼」レンズがおすすめ
・友人のバンドのLIVEを撮りたい
「高倍率ズーム」、「広角ズーム」、「魚眼」レンズがおすすめ
・視力が合わなくなってきた
「コンタクト」レンズがおすすめ
レンズに関して説明してきましたが、Instagramって、写真のテーマを決めて積極的に活用するとレンズへの興味がさらに湧くと思います。実際にいい写真があると、どんなレンズ、どんな機材、どんな撮り方してるのかな、と「#」が気になりますからね。そういう情報って、写真のスキルも上げてくれます。
そんなインパクトある写真を撮りたい人に、一本持っているだけで写真が楽しくなる単焦点レンズをカメラ本体にあわせてこれよりご紹介します。
キットレンズの標準ズーム+もう一本としても、また唯一の神レンズとしても、身の回りの風景がドラマティックに変わる醍醐味はクセになりますよ。
▼一眼レフ用交換レンズのおすすめはこちら!
・望遠レンズ
・超広角レンズ
・魚眼レンズ
・マクロレンズ
キャノンの一眼レフの特徴とおすすめカメラ&レンズ
それでは、いよいよ初心者におすすめの一眼レフボディとレンズを紹介していきます。まずはCannonの一眼レフから!
Cannon(キヤノン)
EOS Kiss X90
参考価格:
79,494
円
エントリーモデルでも充実の機能性
初心者が気軽に一眼レフを楽しめるようになったのはこのEOS Kissの功績によるところが大きいのではないかと思います。つまり、簡単に一眼レフらしい美しくもダイナミックな写真を手に入れることができるカメラと言うことです。
昔はエントリーモデルといったら本当に自動で写真を撮るための機能しかなかったのですが、X90はWi-FiやNFC(スマホと簡単に連携を取るシステム)は当たり前、専用アプリの「Camera Connect」をスマホにダウンロードして使えば、スマホのモニターを見ながらの遠隔撮影さえもできるという、またフルハイビジョン画質の動画まで撮れ、これが実勢価格5万円ちょい(2018年8月現在)で出来るのはアンビリーバブルです。
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有効画素数 |
約2410万画素
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センサーサイズ |
APS-C
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連写速度 |
約3.0コマ/秒
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測距点 |
9
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常用ISO |
100~6400
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Cannon(キヤノン)
EOS Kiss X9i
参考価格:
51,500
円
中級機並みの性能で運動会やお遊戯会もお任せ!
中級機並の性能を持っていながらも、Kissライン特有の初心者への優しさに溢れた使い心地は健在の「X9i」。写真を撮る時にファインダーをのぞいて、画面上のどこにピントを合わせるかを決めるポイント、これを「測距点」や「フォーカスポイント」と言いますが、その数は多ければ多いほど構図が決めやすく、かつ精密なピント合わせができます。それがX90では9点だったのに対して、本機では一気に5倍の45点。
ISO感度のところでも説明した最大ISO感度も25600というかなりのハイレベルぶり。相当に暗い場所でもちゃんと綺麗な写真が撮れます。連写性能も高いので、運動会やお遊戯会で大活躍間違いなしのカメラです。
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有効画素数 |
約2420万画素
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センサーサイズ |
APS-C
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連写速度 |
約6.0コマ/秒
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測距点 |
45
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常用ISO |
100~25600
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これ1本で写真が楽しくなる「単焦点」
Cannon(キヤノン)
EF50mm F1.8 STM
参考価格:
17,700
円
ドラマチックな写りが魅力的
先にも説明しましたが、単焦点レンズは構造上ズームレンズよりも美しく、しかも背景のボケも大きいので立体的な写真を撮ることができるレンズです。構造がシンプルなので余計なところにお金をかけないでも純粋にガラス玉の品質に心血を注ぐことができるので画質も良いのです。
よく初心者の人にこの単焦点のレンズをすすめると、セットでついてきたレンズいらなかった!といわれるほど気に入ってくれます。なぜなら、すごくドラマチックな写真が撮れるからです。中でもおすすめはこの50mm。
「マイ・ファースト・単焦点」として激おすすめの最強コスパレンズでインスタ映え確実!
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有効画素数 |
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センサーサイズ |
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測距点 |
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常用ISO |
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ニコンの一眼レフの特徴とおすすめのカメラ&レンズ
次はNikonの初心者におすすめボディ&レンズを紹介します。
Nikon(ニコン)
D3400
参考価格:
25,100
円
ガイド機能付きですぐに使い始められる
「SnapBridge」というNikon独自のアプリを立ち上げると、写真を撮った瞬間にそのカットが登録したスマホやタブレット、PCなどに転送されるという、本当に初心者向け?と思ってしまうほど機能充実の「D3400」。画質もそこいらの中級機顔負けのスペックです。
最大ISO感度も25600を実現。お遊戯会やダンスの発表会もフラッシュなしで高感度撮影することができ、お子様からの好感度は上がるはずです。簡単にいろんな機能が使えるように「ガイド機能」が撮影をサポートするので、初心者でも買ったその日からサクサクと写真が撮れます。
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有効画素数 |
約2416万画素
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センサーサイズ |
APS-C
|
連写速度 |
約5.0コマ/秒
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測距点 |
11
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常用ISO |
100~25600
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Nikon(ニコン)
D5600
参考価格:
37,800
円
タッチスクリーンとバリアングル液晶搭載が嬉しい
「D3400じゃあちょっとね、飲み込みが早い私はすぐに上達すると思うから」、という人にはD5600 がおすすめです。タッチスクリーン式のバリアングル液晶がどんなシーンでも快適に写真を撮らせてくれます。自撮りの時にはマストな機能になりますよ。フルハイビジョンで最高にいかした動画も録れて、標準レンズもついて7万円代とは、お買い得星からやってきた「おかいど君」もびっくり仰天の価格です。
風景に、人物にと、あらゆるシーンで初心者マークに似つかわしくない上等な写真を撮らせてくれるカメラです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
amazon.co.jp:2024年11月21日 16:33時点
rakuten.co.jp: 2024年11月7日 02:45時点
shopping.yahoo.co.jp: 2024年11月13日 09:25時点
本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
有効画素数 |
約2416万画素
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センサーサイズ |
APS-C
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連写速度 |
約5.0コマ/秒
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測距点 |
39
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常用ISO |
100~25600
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これ1本で写真が楽しくなる「単焦点」
Nikon(ニコン)
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用
参考価格:
13,700
円
コスパ最高のオールマイティに使えるレンズ
もしあなたが初心者で、そしてニコンのカメラを選び、今何か良いレンズがないかなぁ〜と探しているのでしたら、写真の神「カメラメラ大王」に最良のレンズに巡り合えるよう祈ってください。
大王は間違いなくこのレンズ「Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」をお選びになるでしょう。なぜならそれは2万円という価格に似合わず、サクサクとなんでも上質に撮れ、特に人物を撮る際にはその優れた性能が如何なく発揮されるからです。これを使い倒せばいずれ大王も倒すことができます。
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有効画素数 |
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センサーサイズ |
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連写速度 |
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測距点 |
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常用ISO |
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ソニーの一眼レフの特徴とおすすめカメラ&レンズ
最後はSONYの一眼レフです。レンズと合わせてチェックしてくださいね。
SONY(ソニー)
α77 II
参考価格:
69,000
円
プロ機に匹敵する測距点79、動く被写体をしっかり捉える
フィールドを動き回るサッカー選手にピントを合わせて連写すれば1秒に12コマも撮れる高速連写性能を有する「α77 II」は、サッカー選手に限らず、お子さんの徒競走でもお嬢さんのチアリーディングでも、彼氏がギターを振り回す姿でも、動体撮影で最強のパフォーマンスを発揮します。
初心者向けということでご紹介しているのですが、ピントを合わせるポイントが79点もあり、それは他社製品では60万円クラスのプロ機に匹敵する性能なのです。それを1/6に満たない価格で手に入れられるのは驚異的です。でも初心者に優しい機能も満載で、これ一台あれば当分の間上級モデルに買い換える必要がないほど写真生活を満たしてくれます。
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rakuten.co.jp: 2024年11月7日 02:45時点
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有効画素数 |
約2430万画素
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センサーサイズ |
APS-C
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連写速度 |
約12.0コマ/秒
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測距点 |
79
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常用ISO |
100~25600
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これ1本で写真が楽しくなる「単焦点」
SONY(ソニー)
DT 35mm F1.8 SAM APS-C対応
参考価格:
21,190
円
美しいボケ味とシャープな写りを楽しめる
α77 IIへの装着で35mm換算で52.5mm相当となり、ポートレートレンズとして美しい背景ボケを味わうことができます。もちろん人物だけでなく、風景でもクリアでシャープな画質がまるで絵葉書のよう。価格も16,524円(2018年8月現在)と大変魅力的です。
α77 IIは連写性能が優れているので、暗いところでの撮影でも強いこのレンズの性能はライブハウスでの撮影でも活躍するはずです。ただ、単焦点なのであまり小さなライブハウスではポジション取りに苦労しそうです。ちなみに、ライブ撮影を行う際は、バンドさん側には当然ですが、ライブハウス側にもそのバンドを撮影する旨、ちゃんとアナウンスしてくださいね。
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rakuten.co.jp: 2024年11月7日 02:45時点
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有効画素数 |
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センサーサイズ |
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連写速度 |
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測距点 |
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常用ISO |
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一眼レフ初心者におすすめの撮影便利グッズ2選
あると便利、なければないで代用も利くけど、一度使うとこれ以外ありえない、そんなグッズを2点ご紹介。
1.ミニ三脚
三脚は当然ご存知と思います。カメラを設置する3本脚の台です。どんな時に使うかというと、セルフタイマーで自分も入った集合写真を撮る時や、風景写真を撮る際などにカメラを安定させてブレを防ぐために用います。
しかしこの三脚、皆さんが想像する三脚よりはるかに小さい片手サイズながらも、ちゃんとそんな三脚の用をたしてくれます。しかもかなりのパフォーマンスで。
Manfrotto
ミニ三脚 PIXI レッド MTPIXI-RD
参考価格:
3,000
円
脚を畳んでハンドグリップにもなる優れもの!
昨今のデジタル一眼レフは動画機能が付いているのが当たりまえ。そんな時にこのミニ三脚の脚を畳めば上の写真のようにハンドグリップにもなり、動画を撮る時に手ブレの少ない安定した映像を録ることができます。イタリアの有名なカメラ用品の老舗「マンフロット」だというのに2,000円代という激安ぶり!値段の割にはしっかりとした作りでびっくりです。
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有効画素数 |
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センサーサイズ |
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連写速度 |
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測距点 |
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▼ミニ三脚にもなる!カメラグリップのおすすめもチェック!
2.紙テープ
このテープ、何の変哲もない紙テープに見えるでしょうが、すごい性能を持つテープで、紙テープの割には1,000円を越える価格ながらも、プロカメラマンはもちろん、スタイリスト、テレビの制作現場、LIVE公演の現場など、プロの現場ではなくてはならないテープなのです。
何がすごいか、その耐久性と粘着力です。水に強く、しかも熱にも強い。粘着力はあるのに剥がした時に糊がつかずに綺麗にはがせるという、まるで魔法のテープです。
これ一本をカメラバッグに備えておけば、外したレンズキャップをなくさないようにカメラバッグに貼り付けておいたり、レンズとレンズフードがずれないように固定させたりと、撮影に関してはもちろん、日常でもガーデニングやちょっとした補強に大活躍です。ぜひお試しあれ。
堀内カラー
パーマセルテープ 黒
参考価格:
3,270
円
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amazon.co.jp:2024年11月21日 16:46時点
rakuten.co.jp: 2019年12月18日 19:13時点
shopping.yahoo.co.jp: 2021年6月14日 10:37時点
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有効画素数 |
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センサーサイズ |
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連写速度 |
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測距点 |
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常用ISO |
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堀内カラー
パーマセルテープ 白
参考価格:
2,000
円
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amazon.co.jp:2024年11月21日 05:31時点
rakuten.co.jp: 2024年11月7日 02:45時点
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有効画素数 |
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センサーサイズ |
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連写速度 |
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測距点 |
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常用ISO |
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一眼レフと一緒に揃えておきたいアイテム2選
一眼レフ初心者の方にもおすすめのカメラバッグとカメラストラップを紹介しています。選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
電子化されない生の景色をファインダーの中で自由自在に切り取ることが最大の醍醐味であるデジタル一眼レフ。初めてそのファインダーをのぞいた時にワクワクしたのを覚えています。
もちろん、ミラーレス一眼もその進化の形としては最高なカメラだと思いますが、なんていうかこう、ミラーレスだとフレーミングがスマホの延長のような気がして、その点一眼レフだと画作りにも気合が入ります。
初心者の方にこそ、一眼レフでしか味わえない写真の「王道の味」を味わってほしいなと思います。