新築・新居祝いにおすすめプレゼント人気ランキング
大きな変化を伴う新築・新居へのお引越し。これから家族で過ごす時間に多くの幸せが訪れるよう、願いを込めて新築・新居祝いを贈りましょう。そうはいっても、新築・新居祝いに何をプレゼントすれば良いのか、迷ってしまいがち。そこで今回は、定番の食器や洗剤ギフトなど、新築・新居祝いにおすすめのアイテムを人気ランキング形式でご紹介します。今回の記事を参考にしながら、相手に喜ばれるプレゼントを選んでくださいね。
新築・新居祝いとは?
当たり前のように使われている新築祝い、新居祝いという言葉ですが、実は正しい意味を知らないという人も多いかもしれませんね。
新築・新居祝いというのは、入居者が注文していた新しい住居が完成したことを祝うためのものです。なんとなく新築・新居祝いと聞くと、一戸建てを想像するかもしれません。しかし、一戸建てだけでなくマンションを新築で購入した場合にも新築祝いとして贈り物を贈ります。
実は新築祝いの歴史に関する書物は残っておらず、日本にたくさんある「お祝い」の中でも歴史が浅いと考えられています。しかし、家は人生で一番大きな買い物ですよね。お祝いとしての歴史の深さに関係なく、気持ちを込めて新築・新居祝いをしましょう。
新築(新居)祝いと引越し祝いの違いは?
新築祝いに似た意味のお祝いに「引越し祝い」がありますが、この2つのお祝いの違いをご存じですか?
新築祝いは、上述したように新しく建てた一戸建てやマンションが完成・購入した場合のお祝いです。一方で、引越し祝いは新築ではない中古の一戸建てやマンション、賃貸物件などに引っ越した場合のお祝いです。
たとえば、賃貸アパートに住んでいる人が新築の一戸建てを購入し、引越したとしましょう。人によっては、「新築が完成して引越したのだから、新築祝いと引越し祝いを贈るべき?」と考えるかもしれません。しかし、この場合は新築祝いのみで問題ありません。相手の引越し先が新築なら新築祝い、新築以外なら引越し祝いと考えるとわかりやすいでしょう。
新築・新居祝いの価格相場はいくら?
新居というとても高い買い物をした人に対しの贈り物が新築祝いであり、価格相場はほかのお祝いと比べると高めになります。また、相手との関係性が近いほど相場が高くなるのが特徴ですね。具体的には、両親や義両親なら50,000円~100,000円、兄弟や親せきなら10,000円~30,000円、友人や職場関係なら5,000円~10,000円といった額をイメージするとよいでしょう。
全体的に高額なので「とにかく高価な贈り物をすればよいだろう。」と考える人もいるかもしれません。しかし、相場を大幅にオーバーするようなお祝いを贈ると、もらった相手も困ってしまいます。贈る側のエゴにならないように、もらった相手の気持ちもしっかりと考えながら適切な相場のお祝い品を選ぶようにしましょう。
新築・新居祝いの選び方
人生の中でもとても大きなイベントへの贈り物である新築・新居祝いは、せっかくなら相手に喜んでもらえるものをプレゼントしたいものです。新築・新居祝いの抑えておきたい選び方を紹介しましょう。
定番アイテムを選ぶならインテリア用品!
新築・新居祝いを贈るということは、相手はまだまだ物が揃いきっていないお部屋で生活している可能性が高いですよね。そのため、新築・新居祝いにインテリア用品が選ばれることが多いです。ただし、好みに合わない大型のインテリア用品などを贈ってしまうと、相手も困ってしまいます。目を惹くような奇抜なデザインよりもどんなお部屋にもマッチする小型のインテリア用品のほうが失敗が少ないでしょう。
あえて相手に希望を聞くのもあり!
上述したようにアイテム選びを間違えてしまうと、もらった相手が困ってしまうかもしれません。そんな事態を防ぐためにも、事前に相手に欲しいものを確認するのもひとつの手です。「相手に聞いたらサプライズ感が無くなる……。」と不安になるかもしれません。しかし、とくに高額でサイズが大きめの贈り物を考えているなら、サプライズ感よりも相手の希望を優先したほうがよいでしょう。
お部屋の雰囲気を確認してからプレゼントを選ぶ
新築・新居祝いと聞くとお披露目の当日にプレゼントしないといけないと考えがちですよね。しかし、お披露目の日にお部屋の雰囲気をチェックしてから、マッチしそうなインテリア用品などを選んでプレゼントするのもよいでしょう。これなら、プレゼント選びの失敗も避けられます。ただし、お披露目会に手ぶらで参加するのは気が引けるので、お祝いのお花などを持参するのがおすすめです。
新築・新居祝いのマナーやルール
どんなに素敵な贈り物を用意しても、マナーやルールを守らないと途端に印象が悪くなってしまうものです。新築・新居祝いのマナーやルールを紹介しましょう。
贈り物は新築から1~2ヵ月以内を目安に!
どんなお祝いの贈り物でも、渡すタイミングには気を遣うものです。新築完成から1~2ヵ月以内くらいまでに贈るのがよいとされています。ただし、1~2ヵ月以内というのは最近の風潮であり、昔は新居完成から1ヵ月以内くらいが目安でした。目上の方などに贈る場合には、少し早めの贈り物を意識するとよいでしょう。
のしの水引は紅白の蝶結びを選ぶ
お祝いごとの贈り物には、のしを付けることが多いですが、飾り紐である水引の選び方に頭を悩ませがちですよね。新築・新居祝いの場合には、紅白の蝶結びの水引を選ぶのが正解です。紅白の水引は慶事に用いられ、蝶結びは何度も結び直せることからお祝い事に使われます。ただし、地域によっては風習が違う可能性もあるので、お住まいの地域ののしや水引事情を一度調べておいたほうがよいでしょう。
火をイメージするものは避ける
誰だって自分が住んでいる家が火事になるのは、絶対に避けたいものです。それが新居ならなおさらです。そういった理由から、新築・新居祝いで火をイメージさせたり、実際に火を使うようなアイテムは避けるべきです。また、普通なら縁起物によく用いられる「赤」を基調としたアイテムも、新築・新居祝いでは控えたほうがよいでしょう。
新居に傷をつける必要があるものはNG
とくにインテリア用品のなかには、壁に穴を空けて使ったりするアイテムもありますよね。すでに何年も住んでいる一軒家なら抵抗がないかもしれませんが、できたばかりの新居に傷をつけたいと思う人はいないでしょう。手が希望しているなら話は別ですが、とくに希望を聞かずに贈り物を選ぶときは傷をつけざるを得ない商品は避けましょう。
新築・新居祝いのNGアイテムはこれ!
プレゼントを贈った相手に苦い顔をされないように、具体的なNGアイテムをピックアップしましょう。
ライター、ストーブ、キャンドル
マナーの部分でも説明したように、ライターやストーブなど火を使うようなアイテムを贈るのはNGです。とくに冬場の新築・新居祝いでは暖房器具などをチョイスしがちなので、注意したいですね。
靴、スリッパなどの履物やマットなどの敷物
足に履いて使う靴やスリッパには、相手を踏みつけるという意味が含まれてしまいます。また、履物だけでなくマットなどの敷物も同様に踏みつけて使うアイテムですよね。良かれと思って贈ったとしても、もらった相手が「この人は自分のことを見下しているのか?」と不機嫌になる可能性も十分あるので注意しましょう。
壁掛け時計、ウォールラックなどの壁にかけるもの
壁に傷をつけてしまう壁掛け時計やウォールラック、他にも写真や絵画は新築・新居祝いには向きません。もしも時計を贈りたいなら、壁掛け時計ではなく置き時計を選ぶなどの工夫が必要です。もしかしたら、相手に希望の贈り物を尋ねたら、壁掛け時計などを答えるかもしれません。そのときは、念のため「新居の壁に傷がつくけど、それでも大丈夫?」と確認するようにしましょう。