顔合わせ記念品におすすめプレゼント人気ランキング
婚約の儀式に欠かせない両家そろっての顔合わせ。せっかくなのだから顔合わせの記念品として、思い出に残るプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか。そこで今回は顔合わせの記念品として、おすすめのアイテムを人気ランキング形式でまとめてみました。女性用指輪や男性用指輪の定番アイテムを始め、レディースバッグや男性用手帳など、実用性が高く長く愛用してもらえるアイテムを幅広くご紹介します。
顔合わせとは?
顔合わせとは、婚約したカップルの家族同士が挨拶をするイベントのこと。一般的に顔合わせは料亭やホテルレストランなどを予約して、一緒に食事や歓談を楽しむものとされています。お互いの家族を紹介したり、記念品を渡し合ったりと、比較的和やかなイベントで、両家の親交を深めることができます。話の中でお互いの幼少期や学生時代の思い出などを聞けるので、相手のことをもっと知るきっかけにも。
また顔合わせでは結納や結婚式の段取りについて、両家の意向を話し合うこともあります。和やかな雰囲気とはいえ、一応はフォーマルなイベントとなるので、服装や言葉遣いのマナーには注意も必要です。はめを外して飲みすぎたり、彼・彼女にいつものノリで悪ふざけをしたりと、悪目立ちしないようにしましょう。
顔合わせと結納の違いは?
顔合わせと結納は似ているようで少し異なる点がいくつかあります。まず顔合わせとは先述したように、互いの家族を紹介したり、記念品を渡し合ったりする、比較的和やかな雰囲気のイベントです。
対して結納は、結納品や結納金を贈り合うことで、お互いの結婚を正式なものとする儀式。結納の方が、決まりごとが多い分、雰囲気がかっちりとしています。他にも顔合わせの食事会は互いの家族の親睦がメインなので、場所はホテルのレストランや料亭などで行われるのに対し、結納はこれらに加えて彼女側の自宅で行うといった場所の違いも。
また順序でいうなら顔合わせが先で、顔合わせの中で結納について日程等どうするのか話し合いがされます。近年では顔合わせと結納を同時に行ったり、結納は行わず顔合わせの食事会のみで済ませたりといった、簡略化や多様化も進んでいるようです。
顔合わせの記念品の価格相場はいくら?
顔合わせの食事会ではただ食事や歓談をするのではなく、メインイベントの一つとして、記念品贈呈を行うのが一般的です。そんな顔合わせの記念品の価格相場ですが、男性から女性には30万円から40万円。女性から男性には15万円から20万円と、男性の半額程度が相場となっています。中には結婚後の資金を少しでも多く残しておきたいという理由で、顔合わせの記念品を贈らないカップルもいるようです。
もちろん金銭的に余裕がなく、二人で決めたことであればそういった選択肢もありでしょう。もしくは一般的な相場にこだわることなく、たとえば5万円程度の宝飾品や雑貨などを贈り合うのも思い出に残るのでおすすめです。
通常なら結婚する二人の間で記念品を贈りますが、これに加えて自分の両親へも記念品を贈るカップルが増えています。「今まで育ててくれてありがとう」という感謝の気持ちを込めて渡すのも良いかもしれません。
顔合わせの記念品の選び方
顔合わせの記念品といっても誕生日やクリスマスのように何度も経験するイベントではないので、何を贈ったら良いのか迷ってしまいますよね。そこで顔合わせの記念品を選ぶ際の大切なポイントを3つご紹介します。
男女ともに定番アイテムは指輪
顔合わせの記念品として定番なのは男女ともに指輪です。婚約指輪としての役割も果たす上、顔合わせというフォーマルなシーンにふさわしいアイテムといえるでしょう。二人でペアリングを揃えるのが人気の傾向ですが、男性の場合はビジネスでも付けられる悪目立ちしないデザインがおすすめです。
お互いの存在を身近に感じられる装飾品
職業柄指輪を付けることができない場合は、その他の装飾品という選択肢も検討してみましょう。ネックレスやアンクレットなら付け方次第で服の下に隠れるため、職業柄指輪を付けられなくても、お互いの存在を身近に感じることができます。顔合わせの記念品として思い出に残るように、日付や名入れにするのも良いかもしれませんね。
二人で共有できるアイテム
これから始まる二人の新生活が少しでも幸せになれるように、二人で共有できるアイテムを選ぶのもおすすめです。物より思い出を重視するなら旅行を予約して、顔合わせの際に家族の前で報告するのも良いでしょう。他にも長年愛用できそうな家電や雑貨、インテリアで新居を彩るものも人気の傾向にあります。
顔合わせの記念品のマナーやルール
顔合わせは結納よりは和やかな雰囲気とはいえ、一応はフォーマルな場所なので、ある程度のマナーやルールは知っておく必要があります。ここでは顔合わせの記念品を贈る際、最低限知っておきたいマナーやルールを3つご紹介します。
お互いの両親の前で改めて披露する
顔合わせの記念品はお互いの家族によく見えるように披露するのが大切です。照れくさいかもしれませんが、指輪を贈る場合は、全員に見えるように相手の指に嵌めてあげるとお祝いムードが一気に高まります。大切に育てた子どもが今まさに幸せになろうとしている、両親にとってこんなにも幸せな瞬間はないといえるでしょう◎
当日記念品が用意できない場合も報告はする
中には顔合わせ当日に記念品の用意が間に合わなかったケースや、すでに記念品をもらってしまったケースがあるかもしれません。改まってお披露目ができない場合でも、きちんとした報告は忘れずに行いましょう。「今度二人で指輪を見に行きます」「先日ネックレスをいただきました」といった形で家族を安心させるのが大切です。
二人で相談して決めるのがベスト
顔合わせの記念品については、大きな差が付かないように、二人で何を贈るか話し合っておくのがベストです。とくに女性から男性に贈るアイテムは、男性からもらうものより、高額なものは避けるといったマナーがあるので気を付けましょう。もちろん記念品はなしといった選択肢もありですが、その際は両家への報告を忘れずにする必要があります。
顔合わせの記念品のNGアイテムはこれ!
結納のように決まりごとが少ないとはいえ、お祝い事の席なので、顔合わせの記念品で贈ったら良くないとされるアイテムも存在します。ここではどういったアイテムがNGなのか、その理由も添えてご紹介します。
ケンカの元になる高額なアイテム
顔合わせの記念品であまりにも高額なアイテムは却ってケンカの元になることも。「こんな高いものは気持ちが重たいな……」「こんな高いものを買うくらいなら挙式費用に取っておいてほしい」といったように、相手の負担になってしまいます。これから始まる二人の生活にさっそくヒビが入ってはもったいないので、予算の相談は事前にしておくようにしましょう。
お祝い事にはタブーの中古品
ヴィンテージアイテムは雰囲気もよくおしゃれですが、顔合わせの記念品のようなお祝い事の席には好ましくありません。やはりこれからは新しい生活が始まるわけですから、まっさらな新品のアイテムを贈るようにしましょう。どうしてもヴィンテージアイテムを贈りたい場合は、顔合わせの記念品では避けて、結婚式後や誕生日など他のイベントで贈るのが◎
切れるなどの忌み言葉を含むアイテム
「切れる」「割れる」「なくなる」などの忌み言葉を含むアイテムはNGです。【手巾と書いて手切れを連想させるハンカチ】【よく切れる包丁】【落としたら割れるグラス】などがこれに該当します。相手が気にしない場合もありますが、親世代になると気にする人が多いため、よほどの理由がない限りは避けるのが無難です。
顔合わせの記念品は指輪以外でもOK!
顔合わせの記念品では指輪を選ぶカップルが多いですが、指輪にこだわる必要はありません!他でもご紹介したようにネックレスやピアスなどの宝飾品もありですし、「一緒に時を刻みましょう」という意味が込められた腕時計も喜ばれます。男性は仕事を頑張ってもらえるよう、スーツやタイピンなどを贈る女性も増えているようです。反対に女性は宝飾品の他に、毎日使ってもらえるような財布、美味しい料理を作ってもらえるよう調理家電を贈る男性も少なくありません。日本の伝統文化を大事にしつつも、実用性の高いアイテムを重視するのも、現代の風潮に合っていて良いと思いますよ◎