ミラーレス一眼でも大人気のソニー。交換レンズも抜群のクオリティーで多くの人から支持されており、ヌケの良い高倍率ズームから色彩豊かなZEISSの単焦点まで豊富なラインナップを取り揃えています。その中からおすすめの5本をご紹介します。
レンズ交換のメリット
ビックロ ビックカメラ新宿東口店 カメラコーナー
土肥 舞雪花さん
ミラーレス一眼を販売する際、どのメーカーも標準的な写真を撮る上で困らない「標準ズームセット」を設定しています。
標準レンズがあれば、きれいな写真は撮れますが、腕が上がれば上がるほど、他のレンズを付けて撮ってみたくなるものです。また、レンズのバリエーションが増えれば増えるほど写真の質も変わり、自身の目も肥えてくるため、自然と腕も上がっていきます。
ソニーのEマウントレンズ
ソニーのミラーレス機にはEマウントレンズという規格でレンズが用意されており、その中で3つのタイプのグレードから選択することができます。
Gマスター
ソニーが誇る技術の粋を集めたもので、そのどれもが究極な品質のレンズ。初心者にはプロ級の画を、上級者には思いのままの画を、すべてを高い次元で創造してくれる超ハイレベルレンズです。
Gレンズ
優れた描写力を実現させたハイクオリティーレンズ。初心者から上級者まで、素晴らしい画質を体感させてくれるレンズです。
ZEISSレンズ
ZEISSレンズは、世界の写真家たちに愛されるドイツの老舗レンズブランド「カール・ツァイス」と「ソニー」が共同開発したものです。ソニーのαシリーズのために作られたZEISSレンズの魅力は、忠実な色再現と透明感。
ソニーの交換レンズ群の中ではGを冠したメインラインに対してスペシャルエディション的な位置付けのラインです。
ソニーのおすすめ標準ズームレンズ
サクサクとなんでも撮れるレンズのことを「標準レンズ」と言います。カメラ本体を購入したときにセット販売されることが多く、1本あると重宝します。「標準ズーム」と呼ばれることもあります。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
ドイツの名門「ツァイス」のレンズを使えるのは、ソニー「αシリーズ」の最高のメリットだということを、確認できるようなレンズです。
撮れる範囲も一般的に重宝する範囲で、何よりも「ツアィス」独特のヌケ感のある描写が圧巻。デフォルトで設定されている標準レンズとの格の違いを、これでもか!というくらい見せつけてくれます。
おすすめシーン
人物で特に威力を発揮し、とてもコンパクトでどんなものもサクサク撮れるレンズですが、このレンズを付けての街ブラをぜひおすすめします。
普段見ていた何気ない街の表情も、このレンズならではの高いコントラスト描写によって、かなりドラマティックな姿に豹変した画を撮ることができます。
ソニー
標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
参考価格:
75,676
円
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rakuten.co.jp: 2024年11月15日 19:45時点
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ソニーのおすすめズームレンズ
ズームレンズとは、異なる範囲でピントを移動させることが可能なレンズのことを指し、範囲が広角側で移動するものを「広角ズーム」、望遠の範囲で移動するものを「望遠ズーム」、広角から望遠へと広範囲に渡るものを「高倍率ズーム」と言います。
最も大きなメリットは、自身がその場から動かずして好きなものを撮れることですが、その反面、内部構造が複雑なために画質がやや低下するというデメリットがあります。
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
光学10倍の「高倍率ズーム」ですが、「標準ズーム」と言っても遜色ないほど、その撮れる範囲の広さはまさに常に付けっ放しにしておくにふさわしいレンズと言えます。
もちろん、手ぶれ補正も付いています。また、防塵防滴設計がどんなシーンでも安定した性能を約束してくれます。
おすすめシーン
少々重いのが玉に瑕ですが、そんなことはさておいても旅行に連れていきたい1本です。その機動力はきっと満足の行く写真を撮らせてくれるでしょう。
ソニー
ズームレンズ FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
参考価格:
135,980
円
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ソニーおすすめ単焦点レンズ
単焦点レンズとは、広い範囲を撮れるズームレンズと違い、1つの焦点範囲でのみ写真が撮れるレンズのことを指します。逆に言えばピントを取るために自分の足を使って移動する必要があります。
その単純な構造が、ズームレンズでは足下にも及ばない高画質を実現し、背景ボケの美しさは単焦点レンズこそキング・オブ・レンズとさえ思えるほどです。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
そのコンパクトなフォルムをミラーレスαに付けた瞬間、カメラ全体のフォルムをとても愛嬌のある表情にしてくれるレンズです。
AP-Sセンサーを搭載するミラーレスαに装着すると56mm相当の単焦点レンズとして使用できます。その実力は世のフォトグラファーを唸らせてきた「Sonnar T*(ゾナーTスター)」そのもの。Sonnarはドイツ語で「太陽」を意味し、その名の通り、明るく情熱的な写真を撮らせてくれるレンズです。
おすすめシーン
人物、風景、あらゆる場面で夢心地のようなボケを味あわせてくれます。まだ曇天が開けていない雨上がりに撮影した際の描写はドラマティックに感じられるでしょう。
ソニー
単焦点レンズ Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
参考価格:
79,240
円
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ソニーのおすすめマクロレンズ
花や宝石、精密な機械などの小さな被写体に最接近して、クローズアップした写真を撮るためのレンズを「マクロレンズ」と言います。言わば、写真を撮れる虫眼鏡のようなものです。
単焦点レンズ同様、ピントが合っている部分はシャープに、背景は美しく芸術的なボケ味を楽しむことができる、一度使えばほとんどの人がハマってしまうレンズです。
FE 90mm F2.8 Macro G OSS
90mmマクロなので、APS-Cのミラーレスに付けた場合、樹上のクワガタや動物園で檻越しに動物のドラマティックな表情撮るなど、やや遠くのものを引き寄せて撮る際には重宝しますが、近くのものを撮る際にはやや距離を取る必要があります。
その画質は、胴部分に付けた「G」のエンブレムに恥じない、強烈なインパクトのある写真を撮らせてくれます。このレンズの描写は圧巻以外の何ものでもありません。
おすすめシーン
花や木々、葉の雫、清流、ペットの表情、また街の何気無い風景などにおいてさえ、撮るもの全てを芸術的な素養のある作品へと変えてくれます。
ソニー
マクロレンズ FE 90mm F2.8 Macro G OSS
参考価格:
149,798
円
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ソニーのおすすめ特殊レンズ:ねじれ渦巻きボケ発生レンズ
人と違う何か変わった写真を撮って「作品作り」をしたい、写真に強烈なインパクトを出したい、そんな個性派にオススメなレンズをご紹介します。
レンズベビー Twist60
まるで渦の中から被写体が浮き出るような、そんな不思議な写真を撮ることができるレンズです。
ピントが合っている部分はシャープなのですが、渦を巻く背景ボケと周辺の光量を極端に落とす効果がドラマティックでもあり、どことなくヴィンテージな雰囲気も漂う、アート作品を作ることができる個性派レンズです。
おすすめシーン
ずばり作品撮りでしょう。「アートする」ということさえ念頭にあれば、人物でも風景でも小物でも、結構被写体を選ばずに撮ることができ、没頭してしまいます。
Lensbaby 単焦点レンズ twist 60 ソニー αE用
参考価格:
41,841
円
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使わなくなったレンズは買い取ってもらえる
レンズは、中古カメラ店などで買取をしてくれます。各モデルとも買取価格が設定されているため、安心して買い換えることができます。初心者向けのレンズが何本かたまったら、それらを売却して上級者向けのレンズ1本を買うというのも手です。
使わなくなったレンズを売って新しくランクが上のレンズを買ったり、新しいレンズを売って中古で出ている憧れだったモデルを買うなど、交換レンズのリサイクルシステムを利用して様々なレンズを体験すると良いでしょう。
ソニーはBRAVIAを始め、数々の革新的なデジタル機器を生んできた国内屈指のブランドとして有名です。そのため、カメラ本体の性能には信頼を置いているという人が多いのではないでしょうか。しかし、高性能なのは本体だけでなくレンズも。
特に独特のコントラストが魅力である、ツァイスのレンズを使えるということは他社にはないアドバンテージです。そう聞くと上級者向けのように感じてしまうかもしれませんが、初心者こそ、Gの名を冠したモデルやツァイスのモデルを使い、写真の感動と深さを味わってみてはいかがでしょうか。