エンジニア育成のオンラインプログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」。エンジニア未経験でも実践的なスキルを学べる「超実践型育成スクール」といった特徴がありますが、気になるのは、実際の「評判」や「就職先」などですよね。そこで今回は、そんなランテックの評判や口コミを紹介。メリット・デメリットなどに加え、卒業生の就職先や30代・40代の受講可否、料金について解説するほか、他のスクールとの比較も掲載します。
RUNTEQ(ランテック)とは?
ランテックはWeb系開発会社のスタートアップテクノロジー(東京都)が運営する有料のプログラミングスクール。1000時間のカリキュラムで、未経験からでも「現場でひとりで開発できるレベル」の人材育成を目指しているのが特徴です。開発会社ならではの知見をもとに導入した独自の短期成長メソッドで、現場で求められる実践的なスキルを獲得できます。
受講期間は仕事を続けながらの場合は約9カ月、学習に専念する場合は最短で約5カ月ほどです。さらに、受講と並行して、エンジニアとしての就職サポートサービスの利用も可能。未経験からエンジニアとしてのスキルを身に付けたい方はもちろん、学習成果を生かしてエンジニアとして転職したいという方にもおすすめのスクールです。
スタートアップテクノロジー
RUNTEQ(ランテック)
未経験からエンジニアに転身したい方におすすめ
ランテックは、未経験でもエンジニアとしての実践的なスキルが学べると人気のプログラミングスクール。独自の短期成長メソッドで、エンジニアとして大切な自走力も身に付きます。同期や卒業生などとの交流も盛んで、1人での学習はモチベーションの維持が難しいという方にもおすすめ。35歳に満たない方には卒業後の就職支援もあるため、転職活動に不安がある方も安心です。
RUNTEQ(ランテック)のメリット
ランテックは現役エンジニアの講師から実践的なスキルが学べるのが大きな魅力。さらに、学習のモチベーションを維持しやすいイベントやコミュニティ、就職にも役立つポートフォリオの作成などの支援も充実しています。ここからはランテックのメリットを5つ具体的に紹介するので、参考にしてみてください。
現役エンジニアの講師から実践的なスキルが学べる
ランテックの大きなメリットが、Web開発系会社が運営するスクールならではの実践的なスキルが身に付く点です。ランテックでは受講生がカリキュラムを通して、エンジニアとして重要な自走力を養えるよう、現役エンジニアの講師がしっかりとサポートします。面談や質問対応を行ってくれるほか、エンジニアとしての考え方などもアドバイス。単に教材を取り組むだけでは身に付けられない実務で生かせる能力を獲得したい方におすすめです。
独自のコミュニティやオンラインイベントでモチベーションを維持しやすい
ランテックはエンジニアとしてのカルチャーになじむとともに、学習モチベーションをキープするための仕組みも充実しています。例えば、入学時期に応じたクラス制度を採用し、月1回のホームルームや同期での定期的なグループワークを実施。受講生同士で推薦や表彰をしあう「Nice Active!」制度なども通して、受講生同士が互いに刺激を受けあえる機会を創出しています。
また講師による技術勉強会や、受講生・卒業生が幅広く参加する全体懇親会、一つのテーマについて短いプレゼンを行うLT会などオンラインのイベントも豊富。受講生同士や卒業生との交流が生まれたり、新たな学習へのモチベーションをアップさせたりする効果も期待できます。
オンラインですき間時間に受講できる
ランテックのカリキュラムはすべてオンラインで受講する形式。働きながらでもすき間時間などを活用して効率よく学習できるほか、地方や海外など在住場所にかかわらず受講しやすいのが魅力です。学習期間は働きながら受講する場合は約9カ月。平日は1日2時間、土日は1日8~10時間で、1週間に25~30時間学習する計算です。
一方、仕事をやめて学習に専念する場合、平日は1日8時間、土日は1日5時間と、1週間に50時間学習することで、最短5カ月間でカリキュラムを修了可能。いずれのコースも修了後に1~2カ月間の就職活動が必要ですが、エンジニアへの転職活動期間としては、短ければ半年ほど、長くて約1年を見ておくとよいでしょう。
充実したサポートを受けながらWebアプリやポートフォリオを作成できる
ランテックのカリキュラムでは卒業試験としてオリジナルのWebアプリケーションの作成を義務付けています。オリジナルのWebアプリは就職活動で自身のスキルを示すためのポートフォリオに活用することが可能。Webアプリはアイデア出しや企画の設計などの初期段階からサポートを受けられるほか、開発も講師に相談しながら作業できます。
アプリのリリース後はユーザーの獲得やデータ分析、サービス改善など運用面でのアドバイスも。受講生がオリジナルアプリを発表するバトルイベントなどもあり、オリジナルアプリの質のさらなる向上や自身のスキルアップが目指せるシステムです。
手厚い就職サポートで未経験からの転職にも安心して挑める
ランテックでは年齢制限などの条件を満たせば、受講と並行しながら就職活動のサポートを受けることも可能です。就職サポートでは、専任のキャリアドバイザーが自己分析や書類作成をサポート。現役エンジニアによる模擬面接なども受けられます。また、各受講生に合った企業探しも支援してくれるため、エンジニア未経験で卒業後の転職が不安な方も安心して受講できます。
なお、就職サポートの対象外となる方の条件は以下の通り。年齢が35歳を過ぎると対象外となる点に注意してください。
- 卒業時点で35歳以上の方
- 卒業予定日から3カ月以内に就活準備(書類作成・Webアプリケーション完成)を完了していない方
- 参加必須のホームルームや講座を欠席し、補講も受けなかった方
- キャリアアドバイザーとの面談を実施していない方
- 入学時点で就職の意思のない方
- 就活中に学習を継続できない方
- その他、運営側が適切でないと判断した場合
RUNTEQ(ランテック)のデメリット
ここからはランテックのデメリットを2つ紹介します。一つは人によって料金が高額になってしまう点、もう一つは学習内容のレベルが高く、未経験者は挫折する恐れもある点です。受講を考えている方はデメリットをしっかりと理解した上で、自身に合ったプログラミングスクールか吟味するようにしてください。
料金が高くつく人も
無料のプログラミングスクールも多くある中で、ランテックは有料のスクールです。料金は「Webエンジニア転職コース(Ruby on Rails専攻)」で55万円(税込み・一括払いの場合)。国の給付制度の対象となっているため、最大38万5000円の給付を受ければ自己負担が16万5000円まで抑えられますが、人によっては給付の対象外となり得ることはしっかりと理解しておきましょう。
国の給付金を受け取るための条件はいくつかあるものの、目安としては現在在職中、または離職して1年以内の方が利用できる制度となります。自身が受給資格があるか不安な場合は、住民票のある地域のハローワークで確認するのがおすすめ。なお、受給対象の方の場合も、給付を受けるためのハローワークなどでの手続きは自身で行う必要がある点に注意してください。
なお、ランテックでは割引サービスも提供しています。2024年1月現在、実施されているのは入学日の30日前までの申し込みで最大5万円引きとなる早割サービスなど。できるだけ料金を抑えたい方はチェックしてみてください。
学習内容のレベルが高く未経験者は挫折する恐れも
ランテックは現場レベルで役立つ実践的なスキル習得を目指しています。未経験者からでも学べるよう、コードの基礎から始め、だんだんと難易度を上げるカリキュラム構成になってはいるものの、人によっては「内容が難しくてついていけない…」「このままだと挫折しそう」と感じてしまうことも。
ただし、ランテックでは現役エンジニアでもある講師との面談や、受講生同士や卒業生の交流など、受講者が挫折せずに学習へのモチベーションを維持するためのシステムをさまざま用意しています。上手活用して卒業を目指してください。
RUNTEQ(ランテック)の卒業生の声・評判
ランテックの公式サイトでは実際にカリキュラムを受講し就職した卒業生へのインタビューを数多く紹介しています。インタビューでは、カリキュラムの難易度が高く「挫折しかけた」という卒業生も一定数いた一方、「(受講生や卒業生が交流する)コミュニティのおかげで救われた」という声が多くあがっていました。
また、未経験ながら
複数の会社から内定を獲得したという卒業生も多数。就職・転職サポートの充実ぶりがうかがえる内容でした。なお、卒業生のインタビューはランテックが運営するブログの「
卒業生インタビュー」のページでチェックすることができます。下のリンクからページに飛べるので、気になる方は参考にしてみてください。
RUNTEQ(ランテック)のコース・料金
ランテックでは未経験者も含めて幅広い層を対象とした「Webエンジニア転職コース」と既に仕事や独学でプログラミングを経験・学習している方向けの「Webエンジニア転職 プロコース」を開講。受講料は一括払いの場合、転職コースが55万円、プロコースが44万円で、3~24回の分割払いにも対応しています。
なお、転職コースは厚生労働省認定の「専門実践教育訓練給付制度」を利用できるほか、いずれのコースとも経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座に。国の制度を活用した場合、料金の最大70%が給付金として戻ってくるため、転職コースは16万5000円、プロコースは16万円の実費負担で受講が可能です。
コースごとの料金や実費負担については下の表でまとめているので参考にしてみてください。
コース |
対象 |
料金 |
実費負担 ※国の給付金が最大70%支給された場合 |
Webエンジニア転職コース |
未経験者など |
550,000円 ※3~24回の分割払いに対応。月々の支払いは26,400円~ |
165,000円 |
Webエンジニア転職 プロコース |
既にプログラミングを経験また学習しており、技術試験と職務経歴のチェックに合格した方 |
440,000円 ※分割払いに対応。月々の支払いは21,100円~ |
160,000円 |
コースごとのカリキュラム
ここでは「Webエンジニア転職コース」と「Webエンジニア転職プロコース」のカリキュラム内容をより詳しく見ていきましょう。いずれも入門から発展までのカリキュラムを段階を踏んで進めていくのが特徴です。具体的な学習内容はWebページ作成のためのHTML/CSSや、条件分岐やループ処理などのRuby、Webアプリケーション作成向けのRailsなどで、中間試験は転職コースのみの実施。また入門~応用の期間に、Webアプリケーションの企画設計からリリース、運用についても学習していきます。
なお、入門、基礎、応用、発展それぞれのカリキュラム内容については下の表で詳しくまとめているので参考にしてみてください。
|
Webエンジニア転職コース |
Webエンジニア転職 プロコース |
入門
【テーマ】プログラミングの基本の習得と簡単なWebアプリケーションの開発 |
プログラミング入門 Ruby入門 開発基礎知識 Web技術入門 データベース入門 Rails入門 JavaScript入門 |
開発基礎知識 Ruby入門 Web技術入門 データベース入門 Rails入門 |
基礎
【テーマ】より実践的な方法での0からのWebアプリケーションの機能開発 |
データベース/SQL基礎 Ruby基礎 JavaScript基礎 Rails基礎 RSpec入門・演習 |
JavaScript基礎 Rails基礎 RSpec入門・演習 |
中間試験 |
理解度が確認できる課題に挑む |
実施せず |
応用
【テーマ】現場レベルのさらに実践的なタスクができるようになる |
Rails応用 ActiveRecord演習 Ruby応用 インフラ入門 プロダクト開発 |
Rails応用 ActiveRecord演習 Ruby応用 インフラ入門 |
卒業試験 |
オリジナルのWebアプリケーションの作成 |
発展
【テーマ】最新のフレームワークやAPIを活用した実装など |
API編 |
API編 |
RUNTEQ(ランテック)の就職先は?
ランテック卒業生の就職先として多いのが、自社開発企業やWeb系受託開発企業。実際に卒業生の就職先としては上場企業からスタートアップまで幅広い企業名が公開されています。一方、エンジニアをクライアント先に派遣するSES企業への就職は、ほぼありません。開発系の企業はSES企業よりも給与水準が比較的高いのが魅力。ランテックは、卒業後に給与アップを叶えたい方にも魅力的なスクールと言えそうです。
また、ここからは自社開発企業と受託開発企業、それぞれのメリットとデメリットも解説するので、参考にしてみてください。
自社開発企業
自社開発企業は、自社サービスの開発が主な仕事。企画段階からシステムの開発にかかわれたり、ユーザーの反応などでモチベーションが維持できたり、といったメリットがあります。安定した労働環境で働きやすいのはもちろん、多くの業務に携わることで、幅広いスキルを磨くことができるでしょう。
社内のデザイナーやディレクターなどとのやり取りが多い一方、社外との交流が少ないのはデメリット。社外での人脈を築きたい方には不向きです。また、異動などでエンジニア以外に配置転換になる恐れがある点も覚えておきましょう。
受託開発企業
受託開発企業は、クライアントからの発注を受けてシステム開発にあたる企業のことを指します。受託開発企業はさまざまな企業から発注された案件にエンジニアとしてかかわることで、より多くの経験を積めるのがメリット。また、成果が重視されることが多く、スキルに自身がある方はさらなるキャリアアップや給与アップを目指せるでしょう。
一方で、納期やクオリティなどの面はかなりシビア。納期内に仕上げるために残業や休日出勤が必要になることもあります。さらに、待遇をよくするためには自身のスキルアップが必要不可欠。就職後も努力を怠らず、勉強し続けられる方向けと言えそうです。
RUNTEQ(ランテック)がおすすめの人
さまざまな種類があるプログラミングスクールですが、中でもランテックは「プログラマー同士の交流の場を求めている人」や「学習スタート時から転職に向けて動き出したい人」、「未経験から開発系の企業にエンジニアとして転職したい人」に特におすすめのスクールです。ここから詳しく見ていきましょう。
プログラマー同士の交流の場を求めている人
実践的なカリキュラムでスキルが身に付くと人気のランテックですが、受講生同士や卒業生との交流が盛んである点も大きな魅力です。ランテックのコミュニティは受講中はもちろん、卒業後も参加が可能。業界内で知人や仲間を増やしたい、人脈を築きたい、というときにも重宝します。卒業後も他のエンジニアとの交流を通して、スキルアップを図りたい方などには、ランテックはぴったりのスクールと言えそうです。
学習スタート時から転職に向けて動き出したい人
ランテックでは受講生の学習スタート時から実際に就職するまで、キャリアアドバイザーなどからの手厚い就職サポートを受けることが可能。受講開始と同時に、自己分析など転職に向けての準備を進めていきたい方にとっては、ぴったりのスクールです。実際の就職活動は卒業後にはなるものの、書類や面接などの対策もしっかりと行ってくれるため、不安を解消した上で就職先を探せそうです。
未経験から開発系の企業にエンジニアとして転職したい人
ランテックで就職や転職に成功した卒業生の多くが、自社開発または受託開発の企業へと就職しています。未経験からプログラミンスクールに通いIT業界への転職サポートを受ける場合、卒業後に紹介されたのがクライアントに派遣するSES系の企業だった、というケースも多めです。
SES系の企業は未経験者でも就職しやすいのに加え、特定の業務分野への知識を深められる一方、エンジニア業界の中では給与水準がやや低いのがデメリット。給与アップなどを目指したい場合は、やや不満に感じることもあるかもしれません。ランテックなら、開発系企業への就職に強いポートフォリオなども制作可能。開発系の企業への就職を目指す方にとっても満足のいく就職活動が叶います。
RUNTEQ(ランテック)の利用方法
ここからはランテックの実際の利用法について紹介します。受講を考えている方は参考にしてみてください。
1|オンラインの無料キャリア相談会に参加
ランテックの受講を考えている場合、まずはオンラインの無料キャリア相談会に参加する必要があります。相談会は希望の日時に加え、氏名やメールアドレスの基本情報の入力だけで手軽に予約可能。実際の相談会では、現在のキャリアなどについてのカウンセリングを受けられるほか、IT業界やエンジニア職についての状況や、ランテックのサービス内容などについて説明を受けられます。
実際に受講を開始するためにはさらに申し込みなどが必要になるため、気になっている方はまずは気軽に相談会に参加してみるのがおすすめです。相談会への参加を希望する方は下の
公式サイトから申し込んでください。
2|受講申し込みとホームルームへの参加
実際に受講する場合は受講申し込みや受講料金の支払いを行いましょう。入学日は都合に合わせて選択が可能。ただし、就職や転職支援を希望する方は、入学日のホームルームへの参加が必須となります。なお、ランテックででは未経験からでもスキルを身に付けられるカリキュラムを組んでいるため、入学前の学習は必要ありません。
3|受講と就職サポートがスタート
入学日のホームルームに参加したら、いよいよ受講開始です。並行して就職・転職サポートも始まります。専任のキャリアドバイザーが面談などを通してランテックでの学習や就職・転職活動をサポートしてくれるほか、現役エンジニアの講師が質問に対応。未経験者でもエンジニアとして必要なスキルをしっかりと身に付けられます。
RUNTEQ(ランテック)についてのよくある質問
30代や40代でもサービスは利用できる?
ランテックの受講には年齢制限は設けられていないため、30代や40代でも受講は可能です。ただし、卒業の時点で35歳以上の方は就職・転職サポートが受けられない点に注意してください。なお、カリキュラムの修了までには、働きながらの場合は約9カ月、仕事を辞めて学習に専念する場合委は最短で5カ月ほどの期間がかかります。
プログラミング初心者でもカリキュラムは終えられる?
ランテックのカリキュラムはプログラミング初心者や未経験者でもエンジニアとしてのスキルがしっかりと身に付けられるよう考えられているため、安心して学習に取り組めます。途中で「難易度が高くて挫折しそう」と感じた場合は、現役エンジニアの講師への質問はもちろん、同期などと交流できるコミュニティも上手に活用してみてください。1人で学習するよりモチベーションが維持しやすくなるでしょう。
卒業できない場合は返金はしてもらえる?
ランテックでは基本的に、返金には応じていません。卒業認定取得後も、カリキュラムやコミュニティを無期限で活用できるのもランテックの大きな特徴となり、そもそも退学の概念がないというのが大きな理由です。また休学制度などもなし。基本的には学習時間を確保できるタイミングで受講を開始するのがおすすめです。
地方在住でも就職サポートは受けられる?
ランテックではオンラインでカリキュラムを受講できるほか、地方の企業への就職サポートも実施しています。ただし、東京都内など首都圏に比べると、企業数は少なくなる点に注意しましょう。
卒業生が利用できるサービスはある?
カリキュラムを終えて卒業認定を取得した方は、卒業後も学習カリキュラムの閲覧、コミュニティやオンラインイベントへの参加、就職サポートなどのサービスを利用できます。ただし、卒業認定の取得にはカリキュラムの完了はもちろん、中間試験と卒業試験への合格が必要です。受講期間の9カ月後に卒業認定を取得していない場合は、サービスの提供が終了する点は留意しておいてください。
RUNTEQ(ランテック)とポテパンキャンプを比較
ランテックと同じく、開発系の企業への就職が多いプログラミングスクールとして知られるのがポテパンキャンプです。よく比較されることが多いランテックとポテパンキャンプの大きな違いは学習内容の範囲。どちらのスクールもプログラミング言語のRubyを中心に学習しますが、ランテックが開発スキルに加え、システムに関するスキル全般を学べるのに対し、ポテパンキャンプでは開発スキルを重点的に学んでいきます。
また、卒業後の就職サポートの対象者も違います。ランテックでは卒業時点で35歳以上の方はサポートを受けられない一方、ポテパンキャンプでは年齢制限はありません。就職できなかった場合の返金保証は30歳未満が対象となるものの、30代や40代でも就職サポートを受けられるのはポテパンキャンプの魅力。より幅広いスキルを身に付けるならランテック、35歳以降でも就職サポートを受けたいなら、ポテパンキャンプをチェックしてみみてください。
なお、2つのスクールの違いは下の表でも詳しく比較しています。
|
RUNTEQ(ランテック) |
ポテパンキャンプ |
運営会社 |
スタートアップテクノロジー |
ポテパン |
コース |
Webエンジニア転職コース(Ruby on Rails専攻) |
Railsキャリアコース |
受講費用 |
550,000円 |
400,000円 |
支払方法 |
一括、または分割払い(3、6、10、12、24回) |
一括、または分割払い(3、6、12、24、36回) |
国の給付金 |
○(専門実践教育訓練給付金などの対象) ※最大70%OFFで実費負担165,000円 |
○(専門実践教育訓練給付金の対象) ※最大70%OFFで実費負担160,000円 |
学習期間 |
5~9カ月 |
5カ月 |
学習スキル |
プログラミング、Ruby、開発基礎知識、Web技術、データベース、Rails、JavaScript、データベース/SQL、RSpec、ActiveRecord、インフラ、プロダクト開発、オリジナルWebアプリ作成、API |
HTML、CSS、JavaScript、Ruby、Ruby on Rails、模擬プロジェクト開発 |
学習目標 |
オリジナルのWebアプリケーションの開発、現場で必要な自走力の育成 |
エンジニアと同じ環境での模擬プロジェクト開発 |
学習支援 |
1on1面談、質問対応、レビューの自動化など |
担当メンターによる進捗管理、メンターによるコードレビュー、質問対応など |
講師 |
現役エンジニア |
現役エンジニア |
オンラインでの学習 |
○ |
○ |
コミュニティ |
クラス制度、グループワーク、同期や卒業生とのオンライン懇親会、Webアプリのバトルイベントなど |
受講生と卒業生の交流会 |
年齢制限 |
35歳以上は就職サポートなし |
なし |
就職サポート |
カウンセリング、ポートフォリオ作成、書類の添削、模擬面接など |
カウンセリング、ポートフォリオ作成、提携企業求人の紹介、書類の添削、面談対策など |
就職先の企業 |
Web系自社開発企業、受託開発企業 |
Web系自社開発企業、受託開発企業 |
就職保証 |
なし |
あり(100%返金) ※30歳未満などの条件を満たす必要あり |
まとめ
開発系の企業への就職も多く、実践的なスキルが獲得できると評判のプログラミングスクール、ランテックについて詳しく紹介しました。充実したカリキュラム内容に加え、挫折を防ぎモチベーションを維持できるよう工夫されているのもランテックの大きな魅力。未経験者でも着実にスキルを身に付け、Webエンジニアに転身したい方にぴったりのスクールです。気になっている方はぜひ一度、無料のキャリア相談会に参加してみてください。