Adobe Premiere Proを始めとするAdobeの動画編集ソフト8製品について解説します。プロの編集ツールと思われがちなAdobeソフトですが、初心者向けの買い切りモデルのほか、実は無料の製品もあるんです。それぞれのできることと、価格や対応OS（PC/スマホ）についてチェックしておきましょう。
プロも使用する基本の動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro CC」
本格的で最先端の編集ソフトウェアとして知られる「Adobe Premiere Pro CC」。Adobe Premiere Proのクラウド版といえるもので、CCは「クリエイティブクラウド」を意味しています。動画や画像、BGMなどを時間軸に並べて動画を作成できるこのソフトは、プロも愛用する実力がありながら、直感的操作で作業を進められるのが特徴。動画をすばやく作成できるので、YouTubeの動画や結婚式のムービーなどの作成にもおすすめです。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン22H2 以降 |
| macOS |
Monterey バージョン12.0 以降 |
また以下のサイトでは、専門的な知識を持った先生からAdobe Premiere Proの動画編集方法を学ぶことができます。自分のスケジュールに合わせて先生や講座を検索したり、多数の口コミから安心して受講できます。入学金は無料で1回から気軽に受講できるのもうれしいポイントです。
CG合成やエフェクトに特化した「Adobe After Effects CC」
Adobe Premiere Pro CCと合わせてよく用いられるのが「Adobe After Effects CC」。動画加工が中心のソフトで、CGやアニメーションなど特殊効果をつけたり、アニメーション化させたり、エフェクトを追加したりなどさまざまな加工ができます。Premiere Proで編集した制作物に、よりリッチな効果を足して映像の差別化を図りたい人におすすめです。
| Windows 10（64 bit） |
日本語版 バージョン22H2 以降 |
| macOS |
Monterey バージョン12.0 以降 |
Adobe After Effects CCではとても多くの動画加工が可能です。独学では身につけにくいテクニックもあるため、以下サイトのようなオンラインレッスンを受講しすることで短期で上達することも可能です。入門編から応用編までカバーされているので、ぜひ参考にしてみてください。
立ち絵や音声など専門性特化のAdobe編集ソフト3選
ここからは専門性に特化したAdobe編集ソフトとして、アニメーション動画制作の「Adobe Animate CC」、Vtuberのようにカメラやマイクと連動させたアニメーションが作れる「Adobe Character Animator CC」、高度な音源編集ができる「Adobe Audition CC」をご紹介します。すべてAdobe Premiere Proに連携できるソフトとなっており、動画のクオリティをさらに高めてくれるはずですのでぜひチェックしておきましょう。
アニメーション動画制作に特化した「Adobe Animate CC」
アニメーション動画制作ができ、動きのあるWEBサイトや簡単なゲーム作りにAdobe動画編集ソフトを利用する人におすすめです。イラストツールとアニメーションツールを使ってWEBやモバイル向けのインタラクティブコンテンツが作成でき、いきいきとしたキャラクターを作成可能。音声ソフトと連携すると、音に合わせて自動でアニメーションを生成できるなど手のかかる作業も簡単にしてくれます。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン20H2、21H1 以降 |
| macOS |
Big Sur バージョン11以降 |
VR立ち絵を動かすアニメーションソフト「Adobe Character Animator CC」
「Adobe Character Animator CC」はカメラやマイクと連動させて立ち絵に表情や話し声をつけてアニメーション化させるソフトです。カメラトラッキング技術や音声認識で表情を変化させる機能により、自分と同じ動きをライブパフォーマンス化できる、Vtuberに最適なソフトと言えます。パペットメーカーでキャラクターをカスタマイズでき、好みに合わせたキャラクター作りも可能です。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン20H2 以降 |
| macOS |
Big Sur バージョン11以降 |
高度な音源編集が可能「Adobe Audition CC」
「Adobe Audition CC」は音源ファイルの編集に特化したソフト。たとえばノイズの除去や音量の調節、音声の加工などをすることができ、オーディオの録音や編集、ポッドキャストの作成などに使用できます。こうした音声の基本的な編集のほか、動画に合わせてBGMを自動で調整してくれたり、特定の音だけを大きくしたり、逆に取り除いたりと高度な音声の編集ができるのが強みです。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン22H2 以降 |
| macOS |
Monterey バージョン12.0 以降 |
初心者からプロまでレベル別Adobe編集ソフト3選
ここからは「Adobe Premiere Elements」「Adobe Premiere Rush」「Adobe Media Encoder」の3種類のAdobe編集ソフトをご紹介します。動画編集とひと口に言っても意外と奥が深いもの。ツールもレベルに合ったものを使うことが動画編集を楽しむためのポイントです。初心者からプロまでレベル別におすすめしたいソフトをピックアップしていますので、用途に合わせてチェックしてみてください。
初心者向けの買い切り版「Adobe Premiere Elements」
上級者にも使用されているPremiere Proより、初心者でも簡単に動画編集できるのが「Adobe Premiere Elements」です。基本的な動画編集機能を網羅していながら、AI機能により誰でもクオリティの高い動画編集ができるなど、初心者でも簡単に作業できるような仕様になっているのが特徴。26種類のガイドが付いた動画編集機能が備わっており、初めてでもさまざまなスキルを習得しやすいです。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン21H1以降 |
| macOS |
Big Surバージョン11以降 |
スマホ共有型の動画投稿向け「Adobe Premiere Rush」
SNS向けの動画作成や投稿が得意なのが「Adobe Premiere Rush」です。PCだけでなくスマホやタブレットでも動画編集が簡単に行えるので、外出先でもクオリティの高いビデオ撮影や編集がしたいときにおすすめ。テンプレートによるタイトル編集やカラー補正、速度調整、音声の追加などができ、直感的な操作が可能になっています。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン1903以降 |
| macOS |
Catalina バージョン10.15 以降 |
| iOSスマートフォン |
バージョン13以降 |
| Androidスマートフォン |
バージョン9.0以降 |
高度な書き出しが可能「Adobe Media Encoder」
「Adobe Media Encoder」は動画や音声のエンコード、いわゆる書き出し専用ソフトで、他の動画編集ソフトとセットで使用します。書き出し形式やサイズなどを細かく設定でき、業務用の長尺・高度な編集を加えた動画を出力することが可能です。プロキシファイルを利用することで重たい動画編集も軽量化され、スムーズな作業をサポートします。
| Windows 10（64 bit）OS |
日本語版 バージョン22H2 以降 |
| macOS |
Monterey バージョン12.0 以降 |
Premiere Pro動画編集講座のおすすめ3選
ストリートアカデミーのPremiere Pro動画編集講座では、独学ではなかなか身に着けられない編集スキルや、投稿の時のポイントなどもわかりやすく解説してくれるため、是非参考にしてみてください。
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おすすめ商品の比較一覧表
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まとめ
豊富な種類が展開されているAdobe動画編集ソフトのそれぞれの特徴や月額料金などをご紹介しました。プロも使用する上級者向けのものから初心者でも使いやすい機能を備えたソフト、アニメーションや音楽編集など目的別に様々なソフトが揃っているので、自分に合った動画編集ソフトを選ぶことが大切です。Adobe動画編集ソフトを使って、ハイクオリティな動画を作成して楽しみましょう。
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