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ビジネスや旅行でANAを利用することが多いなら、「ANAJCBカード」を上手に使ってがっちりマイルを貯めて、オトクに旅行しませんか? 30~40代に人気の「ANAJCBカード」4種類を徹底的に比べてみました。あなたにピッタリの1枚を選ぶポイントをご紹介します。
この記事に登場する専門家・担当者
約230種類のポイントを扱う、ポイント交換案内サービス『ポイ探』を運営。自身でも4枚のカード、3種類の電子マネーを活用し、1年間で約10万マイル以上を陸で貯めている。
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30~40代注目の「ANAJCBカード」は4種類
JCBカードとANAカード、両方の特典を受けられる!
日本発で唯一の国際ブランドである「JCBカード」と、ANAのグループ便への搭乗や入会、継続時にボーナスマイルがもらえる「ANAカード」。「ANAJCBカード」は、その両方の特典をあわせ持ったカードです。JCBカードが旅行やエンターテイメントに強いこともあり、マイルを貯めてオトクに旅行したい人にぴったりのカードとも言えるでしょう。
「ANAJCBカード」は、買い物でポイントが貯まる
国内外の多くの航空会社が、マイレージプログラムを実施しています。マイルは、航空会社の会員になり、その会社の飛行機に乗ることで飛行距離などに応じた数量をもらいます。ですが、飛行機に乗らなくても、クレジットカードを利用することで、利用額に応じたマイルを貯めたり、貯まったポイントをマイルに交換したりできるのです。
ちなみに、JALカードは買い物などでもマイルが貯まりますが、ANAカードではカード会社が発行するポイントが貯まります。「ANAJCBカード」の場合は、JCBのOkiDokiポイントが貯まり、これをANAマイルに交換することで特典航空券(無料搭乗券)や座席クラスのアップグレードに使えるのです。
30代以上の“大人”に合う4種類のカード
「ANAJCBカード」には、初年の年会費が無料になる「ANAJCB一般カード」や、搭乗時のボーナスマイルが25%とマイルが貯まりやすい「ANAJCBワイドカード」、JCB空港ラウンジサービスが利用できる「ANAJCBワイドゴールドカード」、国内線ANAラウンジや国際線のVIPラウンジを利用できる「ANAJCBカードプレミアム」の4種類があります。それぞれの特徴と魅力を紹介しましょう。
「ANAJCB一般カード」は年会費の安さが魅力
「ANAJCB一般カード」(以降、一般カード)は、初年度の年会費が無料、2年目以降は2000円(税別)と、他のカードに比べて年会費が安いことが魅力。ANAJCBカードのエントリーカードとして持つのに良さそうです。
ANAJCB一般カードの基本情報
ANAJCB一般カードの年間利用額別マイル還元率
- 30万円:1%
- 50万円:1.03%
- 100万円:1.06%
- 300万円:1.06%
※ボーナス分は1 OkiDokiポイント=3マイルで計算し、年間利用額のボーナスも考慮
ANAマイルの移行手数料に注目!
マイル移行は10マイルコースを選ぶ
「一般カード」とこの後に紹介する「ANAJCBワイドカード」(以降、ワイドカード)では、貯まったOkiDokiポイントをマイルに移管する方法を「10マイルコース」と「5マイルコース」から選びます。それぞれマイルへの交換レートが異なり、前者は1ポイントあたり10マイル(マイル付与率1%)、後者は1ポイントあたり5マイル(同0.5%)です。
なお、移行手数料は10マイルコースを選ぶと、年間5000円(税別)かかるのに対し、5マイルコースは無料。つい後者を選びたくなりますが、選ぶべきは10マイルコース。
仮に、クレジットカードで50万円の買い物をした場合、10マイルコースなら5000マイル受け取れますが、5マイルコースでは2500マイル。5000マイルあれば東京-大阪間の特典航空券(片道/閑散期)に交換できます。5000円では東京-大阪間の片道航空券を買えませんから、5000円払ってでも10マイルコースを選ぶ価値は十分にありそうです。
マイル移行は「まとめて」がオトク
マイルの移行方法には、任意のタイミングで行う「マルチポイントコース」と、移動的にマイルに交換される「自動移行コース」があります。オススメは、「マルチポイントコース」を選び、OkiDokiポイントの有効期限が切れるタイミングでまとめて移行すること。
マイルに移行しない年は移行手数料がかからないため、一般カードは2年に1回、ワイドカードは3年に1回行えばOK。これなら年会費と合わせた手数料が、前者は4500円(税別)、後者は約8917円で済みます。
ボーナスマイル、旅行保険が充実!「ワイドカード」
搭乗時のボーナスマイルが25%!
飛行機を利用すると、出発値と到着地で予め決められた「区間基本マイレージ」、利用する座席クラスなどに応じて決められている「クラス・運賃倍率」、そして「ボーナスマイル」応じたマイルがもらえます。つまり、同じ区間、同じクラスの座席を利用しても、ボーナスマイルが異なると、もらえるマイルも違ってきます。
「一般カード」のボーナスマイルが10%なのに対し、「ワイドカード」は25%。また、入会や継続時にも「一般カード」より1000マイル多くもらえます。そのぶん、早くマイルが貯まり、特典航空券をもらったり、座席クラスをアップグレードしてもらえるチャンスも多くなるのです。
旅行保障保険も充実
「ワイドカード」は、付帯する保険も充実。海外旅行先での死亡や後遺障害は最高5000万円、国内の空の旅でも5000万円まで保障してもらえます。年間7250円の会費がかかるものの、特に海外旅行の際は、その都度、保険に入ることを考えたら、案外高くはないかもしれません。
ANAJCBワイドカードの基本情報
ANAJCBワイドカードの年間利用額別マイル還元率
- 30万円:1%
- 50万円:1.03%
- 100万円:1.06%
- 300万円:1.06%
※ボーナス分は1 OkiDokiポイント=3マイルで計算し、年間利用額のボーナスも考慮
「ワイドゴールド」なら空港ラウンジ、エンタメチケット手配も利用可
JCBの空港ラウンジが使える!
「ワイドカード」と「ANAJCBワイドゴールドカード」(以降、ワイドゴールドカード)は、ANAの特典には違いはありません。一方、JCBの特典には大きな違いが!
「ワイドゴールドカード」では、JCBの空港ラウンジを利用でき、出発前のひとときをノンビリ、優雅に過ごすことができます。また、「ワイドゴールドカード」では、マイル移行の手数料がかかりません。仮に、「ワイドカード」で毎年、マイル移行をすると年会費+移行手数料で1万2250円。これに対し、「ワイドゴールドカード」の年会費は1万4000円ですから、その差はわずか1750円。
空港ラウンジでの飲食は無料です。出張などで頻繁に飛行機を利用し、かつ空港で食事をすることが多い人は、1750円払って「ワイドゴールドカード」を使ったほうがオトクと言えるでしょう。
ANAJCBワイドゴールドカードの基本情報
ANAJCBワイドゴールドカードの年間利用額別マイル還元率
- 30万円:1%
- 50万円:1.03%
- 100万円:1.06%
- 300万円:1.08%
※ボーナス分は1 OkiDokiポイント=3マイルで計算し、年間利用額のボーナスも考慮
上級会員資格なしでANA国内線ラウンジが使える「プレミアム」!
入会時、継続時に1万マイルもらえる!
「ANAJCBカードプレミアム」(以降、プレミアム)は、ボーナスマイルやマイレージの付与率で「ANAJCBカード」で最強の1枚です。入会時や継続時に1万マイルもらえるほか、フライト利用のボーナスマイルは何と50%! マイル移行換算率も1000円につき13マイルとなっています。
憧れのANAラウンジを利用できる!
「プレミアム」の大きな魅力といえば、国内線利用時にANAラウンジを利用できること。ANAラウンジは、ANA会員のうち上級会員しか利用できないことを考えると、非常に魅力的な特典です。
また、世界120カ国・地域に1000カ所以上ある空港VIPラウンジの利用パスを使えるプレステージ会員(通常399米ドル)に無料で入会可能です。サービスの質の高さに定評がある、24時間利用可能なプラチナ・コンシェルジュデスクを利用できるのも、大きな特典と言えるでしょう。
最上級の利便性とステータスを求めるなら、ぜひ使いたい一枚です。
プレミアム会員専用デスクで歌舞伎や相撲のチケット手配も
「プレミアム」の会員は、プレミアム会員専用デスクを利用できます。冒頭でも触れたようにJCBカードはエンタメに強いのが魅力。「千秋楽に国技館で相撲を見たい」「花道の側の席で歌舞伎を見たい」「明日が千秋楽の人気ミュージカルを見たい」といった、ちょっと難しそうなリクエストにも答えてくれます。エンタメ好きなら、これを利用しない手はないというものです。
ANAJCBカードプレミアムの基本情報
ANAJCBカードプレミアムの年間利用額別マイル還元率
- 30万円:1.3%
- 50万円:1.33%
- 100万円:1.36%
- 300万円:1.38%
※ボーナス分は1 OkiDokiポイント=3マイルで計算し、年間利用額のボーナスも考慮
JCBカードとANAカード双方の特典を併せ持った、ANA利用者は見逃すことのできないANAJCBカードをご紹介しました。4種類のカードがありましたが、利用したい1枚は見つかりましたか?一般カードやワイドカードを利用するなら、ANAマイルの移行方法は必見。ワイドゴールドカードやプレミアムカードで利用できる会員専用デスクはぜひ活用していただきたい特典です。ANAを頻繁に利用する方は持っておきたい1枚。ぜひ検討してみてくださいね。
執筆:大山 弘子さん
この記事に登場する専門家・担当者
約230種類のポイントを扱う、ポイント交換案内サービス『ポイ探』を運営。自身でも4枚のカード、3種類の電子マネーを活用し、1年間で約10万マイル以上を陸で貯めている。
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公開日:2018年08月24日
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