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「HTC-VIVE」は時代をときめくVR市場で今最も注目されているマシーン。一度体験したらその衝撃と感動は決して忘れられません。今回はこのHTC-VIVEを体験も交えてご紹介します。
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目次
VRを試してみたい!どんな機材がある?
昨年あたりから急速に話題が拡がり、時代のトレンドとして今もっとも注目を浴びているVR(virtual reality)。機材の方も飛躍的な進化を遂げる一方、価格面は充分に手の届く範囲まで近づいてきました。
ラインナップも豊富になり、部屋を丸ごとセンサーで取り込むハイスペック機からゴーグル一つで全て可能なもの、スマホのモニターを使用した簡易版など、いくつもの機種がVR市場を賑わせています。
最近はVRを体験できる空間もかなり多くなりましたが、やはり未体験の人の方が圧倒的多数。そこでVRコンテンツ「透明少女」を手がける「シータ」さんに赴き、「HTC-VIVE」を体験してきました。実際に体験してみると、想像以上の「ヤバさ」で、即時購入を決意したほど。
HTC-VIVE体験レビュー!
まずは、VRってどんな感じ?というレビューから。ヘッドマウントディスプレイをつけた瞬間に、異世界に連れ込まれてしまったかのようなわくわく感とちょっとした不安感に包まれます。左右を見渡しても、上を見ても下を見てもゲームの世界に囲まれ、現実世界で例えるなら、テーマパークのアトラクションに乗っているの感覚が最も近いでしょうか。
異世界の空間の中を自分で動き回る感覚は、高揚感を高め、もう一度!と繰り返し遊びたくなる不思議な体験です。イヤホンをつけているので、耳までもがVRの世界へ。現実世界で何が起こっているのかわからない不安をふいに感じながら、VRに没頭してしまいます。
VRと一口に言っても、ゲームタイトルはさまざま。ここでは、実際にプレイした2つタイトルもご紹介しましょう。
Beat Saber
1つ目は、映画の世界に入ったような爽快感を楽しめるBeat Saber。いわゆる音ゲーで、こちらに向かって突進してくる立体的なオブジェクトを、光る剣のような武器で壊していきます。剣を盾にして身を護るようなその感覚は、まるであの有名な映画のワンシーンのよう。
コントローラーを振り回して遊ぶので、本当に剣を振っているような感覚を楽しめます。
透明少女
続いては、突然部屋に現れた美少女が迫ってくるという映像コンテンツ。うしろめたさと歓喜が入り乱れる、実に深く、そして自分との戦いを挑まれる衝撃的な映像でした。狭い部屋に2人きりでいるような、本物の女の子が近づいてきているようなリアリティを味わえます。お気に入りの女の子を見つけたら、毎日会いに行きたくなってしまいますよ。
HTC-VIVE
VRの魅力がわかったところで、どうやって遊ぶの?という疑問に答えましょう。今回使用した機材は、HTC-VIVEという現在楽しめるVRマシンの最高峰。米国内最大規模のエレクトロニクスショー(CES)において大賞を含む22もの賞を獲得するなど、そのスペックと可能性が高く評価されています。
センサーは2,160×1,200という高解像度で、ハイスペックなヘッドセットは90FPSという描写性能。専用コントローラーは触覚を刺激し直感的な操作が可能。これらを使い実際の空間を動き回る没入感はとてもセンセーショナルで、一度体験すればその感動の虜になることは必至です。
必要なものは?
HTC-VIVEは、頭につけるヘッドマウントディスプレイと、コントローラー、動きを感知するセンサーがセットになっています。さらにこれらをハイスペックなゲーミングPCに接続することでプレイできるようになります。
それぞれの機材は次の通り。
ヘッドセット
- へッドセット : デュアル AMOLED 3.6インチ Diagonal 90FPS
- ヘッドセットセンサー : 数32 視野角110° 動作追跡可能範囲360° 調節可能なストラップと交換可能なアイクッション
- 接眼部 : 瞳孔間距離およびレンズ距離の調節機能付き。眼鏡をかけたままでのプレイが可能。
- セーフティー : シャペロンシステムによるプレイエリア限界アラート及びフロントカメラでプレイ中の安全も確保。
- ヘッドセットセンサー : SteamVRトラッキング、Gセンサー、ジャイロスコープ、近接センサー
- ヘッドセット接続部 : HDMI、USB 2.0、3.5 mm ステレオヘッドフォン端子、電源、Bluetooth
- ヘッドセット入力 : 内臓マイク
コントローラー
- コントローラー : センサー数24のSteamVRトラッキング リアルなHD触覚フィードバックで直観的な操作とジェスチャーを実現
- コントローラー入力 : 多機能トラックパッド、グリップボタン、2段トリガー、システムボタン、メニューボタン
- コントローラー接続 : マイクロUSB充電端子
- コントローラーバッテリー持続時間 : 約6時間
センサー
- センサー解像度 : 2,160×1,200
その他、フェースクッションやノーズレスト、イヤホン、ケーブルなどが付属しています。
HTC-VIVE バーチャルリアリティ ヘッドマウントディスプレイ VRヘッドセット
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99,800
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購入前に要チェック!プレイ環境はどう整える?
HTC-VIVEを購入する際に、確認しておかなければならないのが、プレイ環境を確保できるかどうかということ。スペース・センサーの設置、PCスペックの3つをチェックしましょう。
スペースの確保
HTC-VIVEは部屋にベースステーショ(センサー)を配置して部屋そのものを3D空間へと取り込んで楽しむため、ベースステーションが認識するための空間が必要となります。必要な空間は最小で2m×1.5mから最大で4m×4m。
これは畳2帖からほぼ6帖間一つをVRのためのスペースとして確保しなければいけないということで、動き回るようなゲームでは3m×3mくらいのスペースがないと充分に楽しめません。
日本(特に都内)の住宅事情ではなかなか厳しいですが、ゲームのために部屋一つ準備する価値は充分にあると断言できます!
ベースステーションスタンド
2台のベースステーションはパッケージに含まれていますが、肝心なのはそれをどうやって設置するか。同梱のマウントは壁に穴を開けネジ留めすることを前提にしているので、日本の住宅事情、特に賃貸の方にとってはなかなか勇気の要ること。
そこでスタンドです。カメラマンが撮影で照明を設置するときに使うスタンドとスピゴット、そしてセンサーを載せる自由雲台、これらがあれば万事解決です。最近では個別に揃えないでもセットで専用のものを手に入れることが可能なので、賃貸物件で楽しみたい方にはおすすめです。
Meking [HTC VIVE VR]専用セット 収納ケース付き
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ゲーミングスペックのPC
HTC-VIVEをアクティブにするにも、肝心なゲームを動かすにも、相応なハイスペック仕様のPCが必要です。
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 970またはAMD Radeon R9 290 かそれ以上のスペックを有するもの
- CPU: Intel i5-4590またはAMD FX 8350 かそれ以上のスペックを有するもの
- メモリ: 4GB 以上
- ビデオ出力: HDMI 1.4 ポートまたは DisplayPort 1.2 以降
- USBポート: 1ポート(USB 2.0以上)
- OS: Windows 7 SP1、Windows 8.1 以降、Windows 10
知っておきたいVRの特徴
みんなでわいわい!よりも一人でもくもく
VRは一人でも複数でも楽しむことができるエンターテインメントです。しかしヘッドセットを装着して没入するという性質上、やはり一人で黙々と楽しむ方が向いています。
高価なゲームを購入すると、みんなで遊びたくなりますが、あくまで自分が楽しめるコンテンツが見つかるかどうかを基準に考えたほうが良さそうです。
また、いずれ遠からずそうなるかもしれませんが、現在のところヘッドセットはワイヤレス仕様ではないので、複数でなんやかんや遊んでいるとコードが絡んだりもします。カンフーゲームなどをやった場合、「アチョー!」とキメ技をかました瞬間、コントローラーが近くの人の顔を直撃する可能性もあります。そういったことからもお一人様での愉しみ方の方が向いていると言えます。
メガネよりもコンタクトレンズの方が便利
一応HTC-VIVEは眼鏡をしていてもヘッドセットを装着することは可能ですが、やはり眼鏡を二重にかけるような感覚と、眼鏡のテンプル部分(ツル)や先セル(耳の後ろの湾曲部)が圧迫されて痛かったり違和感を感じたりもします。また眼鏡も大きさや形状によってはプレイ中のストレスになる場合もあるので、VRを無難に楽しむためにはコンタクトレンズの装用が望ましく感じました。
VRのゲームを探すなら!
HTC-VIVEでは基本的にゲームと映像コンテンツを楽しむことができます。しかしその醍醐味を存分に味わうにはやはりゲーム!何と言っても動き回ってゲームを"体感"できるのですから、ゲームをやらない手はありません。しかも楽しめるタイトルはなんと3300本以上!(2018年7月現在)
シューティングゲーム、ロールプレイング、シミュレーション、とさまざまなジャンルのゲームがあります。次の2つのサイトをチェック!
STEAM
3,000本以上のゲームをダウンロードして楽しむことができる今世界で最もホットなVRコンテンツ&ゲームサイトで、中には無料で楽しめるものも多数あります。
VIVEPORT
HTCの運営するサイトで、各種ゲームはもちろん、アートやデザイン、グルメなど、ありとあらゆるコンテンツをVRで楽しむことができます。
初のVR体験でしたが、いやはや衝撃的でした。初めての体験がHTC-VIVEというのも贅沢な気もしますが、最先端にして最新のVRをこうして体験してみると、遠からずあらゆる場面でVRが当たり前のように使われるようになった世界では、エンターテインメントの在り方が根本的に変わっていくのだろうなと、大きな期待に胸が膨らみました。
公開日:2018年08月02日
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