FPSを制するプロゲーマーがどんなマウスを使っているか、気になりますよね?今回はまさにそんな実戦を積んだ達人が最高のゲーミングマウスを使用感も交えてご紹介します。
FPSゲームで使用するマウスに必要な性能は?
FPSで"勝てるマウス"とは、一つ一つの動きを正確にかつ迅速に打ち出せるかマウスのこと。そのためには「持ちやすさ」、「操作性」、そのどれをとっても平均点ではダメ。その両方で最高峰を極めなければなりません。
たった一つの妥協が敗北を生む要因になるので、しっかりと手に馴染み、自分の意思を反映する設定を100%適えてくれるのか、過剰に神経質なくらいこだわりを通すことが重要です。最近はワイヤレスのものも数多く登場しているので、通信品質にも厳しい視線を向けなければなりません。
プロゲーマーが実際に使用してレビュー!
高性能とどれだけ謳っていても、ほんの少しの重さの違いやボタンの配列の違いが使いやすさを左右します。人気のマウスTop3を、実際にプロゲーマーに使ってもらいました。
レビューしてくれたのはこの人。AKIHABARA ENCOUNT FireMight選手
世界に誇るゲーミングの聖地「秋葉原」を拠点にワールドワイドに活躍するマルチプロゲーミングチーム「AKIHABARA ENCOUNT」。今回マウスのインプレッションを担当してくれるのはチームの中でもFPSで優秀な成績を上げているプロゲーマーFireMight選手です。
そして、レビューする機材は、秋葉原で最新のゲーミングマシンを体感できるGALLERIA Loungeさんにご協力いただきました。
今や人気のゲームはゲーミングPCでプレイするのが当たり前の時代。GALLERIA Loungeでは実際に「見て」、「触って」、「プレイ」して実機を試すことができます。また、専門のスタッフにゲーミング機材の相談ができるのも魅力です。
今回は、数あるゲーミングマウスの中から、人気の3商品を使ってみました。
Razer・ロジクール・SteelSeriesの3つを試用!
ゲーミングマウスは自分の手となり足となり、ゲームを勝利に導く重要な鍵を握っています。様々なメーカーが多様な機能を持つゲーミングマウスを出していますが、その中でも特に人気がある3つを試用します。それぞれのスペックとレビューを見てきましょう。
3番目に気に入ったのはこれ!
SteelSeries Rival 600
SteelSeries Rival 600のスペック
4gのウエイトを8つ同梱し、重量と重心をカスタムメイキングできるのが魅力。100~12,000CPIまでの正確無比のトラッキングは驚異的。側面に設置されたピュアシリコンがプロの求めるハイレベルなグリップ力と耐久性能を約束。
「掴み持ち」、「被せ持ち」と、どんな持ち方でも快適なプレイを長時間楽しむことができます。「SteelSeries Engineソフトウェア」で緻密な設定が可能。
SteelSeries Rival 600のレビュー
重心がカスタマイズできるのが良いですね。僕は手首側に重心がくる方が好み。専用のアプリを使ってゲーム内のインフォメーションを好みのイルミネーションで出せるというのも便利だと思います。マウス本体内にいろいろな情報を保存できるところもいいですね。クリック感も良いと思います。
SteelSeries
Rival 600
参考価格:
9,960
円
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2番目気に入ったのはこれ!
Razer DeathAdder Elite
Razer DeathAdder Eliteのスペック
プロゲーマーの厳しい要求に応えるために最新にして最高峰のテクノロジーを惜しみなく投入し、どんな激しいアクションでもプレーヤーの手の一部となる、人間工学に基づいたデザインと信頼の耐久性能を備えた、まさにプロのために生まれたゲーミングマウス。True 16,000 DPI の解像度と450インチ/秒 (IPS) の対スピード性能が、本機を使った99.4%の勝率を実現しています。
Razer DeathAdder Eliteのレビュー
大ぶりなので、かぶせ持ちに適していますね。重さのバランスも程よく、このマウスのように、ある程度重量がある方が安定した動きを実現できるんです。僕はロジクールを好んで使うので1位に選んだけど、このマウスは2位といっても1位とほとんど僅差といっても良いくらい出来のいいゲーミングマウスだと思います。
Razer
DeathAdder Elite RZ01-02010100-R3A1
参考価格:
3,500
円
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1番に気に入ったのはこれ!
ロジクール G402
ロジクール G402のスペック
高速移動に対するレスポンスはまさに驚異的。1/1000秒の高速レポートレートはゲーミングマウスとしても申し分のないスピードを誇ります。精度の高い左右のボタンが意思に鋭く反応し、ゲーミングを優位に導きます。機能と操作性を高度な水準で両立させたデザインも高い評価を受けています。
ロジクール G402のレビュー
サイドキー3つと上部に2つと5つのキー(ボタン)が配置されていて、上部のキーはFPSではあまり使用しないけど、使用頻度の高い横のキーはとてもアクセスしやすく、なおかつ他のキーも誤って押すことのないようにキー配列にすごく工夫がされていますね。
僕が使うと必然的にかぶせ持ちになる感じです。スクロールも重め。一番気に入ったポイントは軽めのクリック感でしょうか。「ロジクールブルー」のイルミネーションもすごく好きなんですよ。
Logicool
ゲーミングマウス G402
参考価格:
5,082
円
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マウス選びのポイント
FireMight選手にマウスの選び方を尋ねると、「持ちやすさ」が重要とのこと。「手の大きさも人によって違いますから、実際に”被せ持ち”、”掴み持ち”と両方の持ち方で持って見て、しっくりと馴染むことが一番だと思います。」と説明してくれました。実際に手にとってみるといいでしょう。
FireMight選手がいう「かぶせ持ち」と「つかみ持ち」は次の通り。
かぶせ持ち
マウスに手を乗せるようなイメージ。持ち上げるのではなく、滑らせて使う人に多い持ち方。
つかみ持ち
マウスを握り込むようにもつイメージ。持ち上げて移動させる人はこの持ち方が多い。
FireMight選手:せっかく高機能なものを買っても、使っているうちに疲労感を感じたりすると集中力にも影響がでます。まずは持った時のしっくり感、次に動かした時の重量感というか、僕はマウスパッドを使う派なのですが、マウスパッドに吸い付くような適度な重さがあると、それは良いマウスなのではないかなと思います。そしてボタンの配置、といった感じでしょうか。
とにかく「グリップ」「重さ」「ボタン」この3つのバランスが取れていることがその人にとって最高なマウスだと思います。
使ってみたかったあの商品も試用!
使ってみたいマウスがあると言ってFireMight選手が選んだのは、ロジクール G903。ワイヤレスタイプでありながら、マウスパッドから給電するため、電池切れの心配がないという高性能マウスです。
ロジクール G903
FireMight選手:ワイヤレスなのでバッテリーが入っているせいか、ずっしりした感じ。重心が手前に来ているので操作性は抜群。クリックも軽い。求めているものがごっそり入っている感じで抜群の使い心地ですね!欲しい(笑)
Logicool
ワイヤレス ゲーミングマウス G903
参考価格:
18,920
円
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rakuten.co.jp: 2024年10月7日 23:45時点
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マウスパッドはsteel seriesを愛用
FireMight選手:マウスパッドは色々と試して吟味した結果「steel series」にたどり着きました。今はQcK+リミテッドを使っています。リミテッドは普通のQcKに比べて作りも丁寧で、贅沢な厚みがあるのでマウスを動かす上でも無駄な動きがなく、重くというか、吸い付きながら滑るような感じがすごく僕には合っていて、このマウスパッドを使っているとゲームが安定するんですよ。
FPSはコンマ何秒かの動きが勝敗を分ける、まさにトップ・オブ・PCゲーム。その実戦を幾度もくぐり抜けて来たプロが放つ言葉は一つ一つが重みがあります。
ゲーミングマウスは現代テクノロジーの粋が集まったゲーミングデバイスといっても良いと思いますが、その進化はますます勢いを増しそうです。でも扱うのは生身の人間ですからね、プロも言っているように機能云々以前に使う人がまず扱いやすいかが重要。これはどんな道具にも通じる基本ということを再認識できますね。
AKIHABARA ENCOUNT FireMight選手